辰見鴻之介のプロフィールと出身高校・進路を学歴と経歴で徹底解説
この記事では、プロ野球選手・辰見鴻之介の「基本プロフィール」「出身高校と学歴」「プロ入り後の経歴」「最新の進路(移籍動向)」「プレースタイル」を、2025年時点の情報を踏まえて分かりやすく整理します。初心者にも理解しやすいよう、用語解説(育成選手・支配下登録・現役ドラフト)も補足します。
最新プロフィール(2025年時点)
辰見 鴻之介(たつみ・こうのすけ)は、2000年11月24日生まれ、福岡県出身の内野手です。右投右打、身長176cm・体重67kg、血液型はB型。50メートル5秒台の俊足を最大の武器とし、二塁・遊撃を中心に守れるユーティリティ性も評価されています。
2022年のプロ野球育成ドラフトで東北楽天ゴールデンイーグルスから育成1位指名。2023年に支配下登録を勝ち取り、2025年は一度育成契約に戻ったのち、7月31日に再び支配下へ復帰。イースタン・リーグで抜群の走塁を示し、同年の盗塁王を獲得しました。さらに2025年12月9日に現役ドラフトで広島東洋カープへ移籍。背番号は楽天時代が「82」でしたが、広島での番号は記事執筆時点では未公表です。
- 生年月日:2000年11月24日/出身:福岡県/右投右打
- ポジション:内野手(二塁・遊撃中心)/身長176cm・体重67kg
- 2025年12月9日、現役ドラフトで広島東洋カープへ移籍
- イースタン・リーグ盗塁王(2025年、31盗塁・成功率約86%)
出身高校と高校時代
出身高校は福岡県立香住丘高等学校。文武両道で知られる進学校で、伝統的に強豪校と比べると全国的な露出は多くありませんが、堅実なチーム作りを重ねています。辰見は同校野球部で鍛えた守備の確実性と走力を武器に、大学、そしてプロへと道を切り開きました。香住丘高校としては、辰見のプロ入りが部の大きな励みとなり、以後の部活動にも好影響を与えています。
高校時代は体の線が細いながらも、初動の鋭さとベースランニングのうまさが際立っていました。打撃では「当ててから走る」実戦的アプローチを確立し、進学後の成長土台を作っています。
- 出身高校:福岡県立香住丘高等学校(福岡市東区)
- 強みは走塁と堅実な内野守備、高校時代から機動力型の選手
- プロ入りは同校野球部にとっても象徴的な出来事
大学時代(西南学院大)とプロ志望の背景
高校卒業後は西南学院大学(経済学部)へ進学。九州六大学野球連盟で1番や二塁・遊撃を担い、50m5秒台の俊足と出塁後の次塁到達スピードでスカウトの注目を集めました。大学からのプロ入りは同大では長らく稀で、辰見は「足のスペシャリスト」として存在感を高めます。
走塁は単なる足の速さだけでなく、投手のモーションの癖取り、スタート技術、投捕バッテリーの配球状況とカウント把握など、総合的な「盗塁技術」として完成度を上げていきました。これらが評価され、2022年の育成ドラフト1位で楽天から指名を受けています。
- 大学:西南学院大学(九州六大学野球)で1番・二塁/遊撃
- 特筆点:50m5秒台の俊足と状況判断に基づく実戦的盗塁術
- 2022年育成ドラフト1位で楽天入り(大学からのプロ入りとしても注目)
プロ入り後の経歴と最新動向(進路)
楽天入団後は、育成契約で地道に基礎体力と打撃を磨き、2023年に支配下登録を獲得。2024年は出場機会に恵まれず、オフにいったん育成契約へ戻る厳しい局面も経験しました。ところが2025年は春先からファームで攻守走の内容を上げ、7月31日に支配下復帰。8月以降も走力を前面にアピールし、最終的にイースタン・リーグで31盗塁のタイトルを獲得しました。
そして2025年12月9日、出場機会の創出を目的とする「現役ドラフト」で広島東洋カープから指名され、移籍が決定。機動力野球を重んじる広島のチームカラーとの親和性が高く、代走・守備固めだけでなく、二塁・遊撃のバックアップ要員としても期待されています。なお年俸は2025年の契約更改で推定470万円の報道があり、今後の活躍次第で上積みが見込まれます。
| 年 | 所属・出来事 | ハイライト |
|---|---|---|
| ~2018 | 福岡県立香住丘高校 | 走塁と堅実な守備で頭角 |
| 2019~2022 | 西南学院大学 | 50m5秒台の俊足、機動力で注目 |
| 2022 | 楽天 育成ドラフト1位 | プロ入り(育成契約) |
| 2023 | 楽天 支配下登録 | 一軍デビューを果たす |
| 2024オフ | 楽天 育成再契約 | 再起を期して鍛錬 |
| 2025.7.31 | 楽天 支配下復帰(背番号82) | ファームでの好成績が評価 |
| 2025シーズン | イースタン・リーグ | 31盗塁で盗塁王、成功率約86% |
| 2025.12.9 | 現役ドラフト | 広島東洋カープへ移籍決定 |
- 2025年は「育成→支配下復帰→盗塁王→現役ドラフトで移籍」と大きく動いた一年
- 広島では機動力強化の切り札候補として期待が高い
- 年俸は推定ベースでの報道。将来の伸びしろは走塁+守備の総合力
プレースタイルとデータで見る強み
最大の武器は「初動の鋭さ×スタート技術×状況判断」を組み合わせた盗塁能力です。単純な短距離走の速さに加え、捕手の送球肩や投手のクイック、配球傾向まで含めて総合的に「行ける球」を見極める巧さが際立ちます。内野守備では二塁・遊撃を中心に、打球への一歩目と捕球姿勢の安定感が評価対象。打撃はコンタクト(ミート)重視で、出塁から機動力に繋げるのが理想形です。
2025年はファームで打率3割台をキープしながら31盗塁、成功率約86%という効率の高さを記録。一軍での出場機会を増やすには、四球獲得率の向上、バントや右打ちなど「次の塁を狙う前提の打撃」をどこまで精緻化できるかが鍵となります。
- 走力+スタートの巧さ+状況判断=盗塁力の三位一体
- 守備は二塁・遊撃中心のユーティリティ、堅実さが持ち味
- 課題は一軍での出塁力の上積みとバント精度の安定
用語補足とFAQ(初心者向け)
育成選手とは?
支配下登録枠(原則70人)の外で契約する選手。公式戦の一軍出場は不可ですが、二軍戦で鍛えながら、成績やチーム事情に応じて支配下登録を目指します。
支配下登録とは?
一軍出場資格を持つ選手としてNPBに登録されること。背番号は2桁・3桁の一般的な番号になり、年俸や各種規定も育成時より手厚くなります。
現役ドラフトとは?
各球団に埋もれている選手の出場機会を創出するための制度で、毎年12月に開催。指名された選手は翌季その球団でプレーします。辰見は2025年12月9日にこの制度で広島へ移籍が決まりました。
よくある質問
Q. 出身高校はどこ? A. 福岡県立香住丘高校です。Q. 大学は? A. 西南学院大学で、九州六大学野球で活躍しました。Q. 現在の所属は? A. 2025年12月9日以降は広島東洋カープです。背番号は未公表(2025年時点)。
- 育成→支配下→現役ドラフトの流れを理解するとニュースが読みやすい
- 所属は2025年12月9日から広島、背番号は続報待ち
- 香住丘高→西南学院大→プロ(楽天→広島)の明快な進路
まとめ:学歴・経歴と進路の要点
- プロフィール:2000年生まれの内野手、福岡県出身。右投右打・176cm/67kg、最大の武器は俊足。
- 学歴:香住丘高校→西南学院大学。大学では機動力でスカウトの評価を確立。
- プロ経歴:2022育成1位で楽天入り→2023支配下→2025支配下復帰&イースタン盗塁王→現役ドラフトで広島へ。
- 今後の見どころ:広島の機動力強化に合致。まずは代走・守備から入り、出塁力と小技で一軍定着を狙う。
注意点:年俸や背番号など細部は時期により変動します。2025年時点の最新報道では広島移籍が決定していますが、背番号など未確定事項は続報で更新される可能性があります。

