松本デジタル大臣・松本尚のプロフィール・経歴・学歴まとめ
松本尚(まつもと・ひさし)デジタル大臣は、救命救急の現場から国政に転じた医師出身の政治家です。この記事では、2025-12-05 時点で公表されている情報をもとに、プロフィールや学歴、医師としてのキャリア、政治家としての歩みを整理します。略歴をざっくり把握したい人から、詳細なタイムラインまで知りたい人まで役立つ内容になるようまとめました。
松本尚デジタル大臣の基本プロフィール
生年月日・出身地・現在の役職
松本尚氏は、1962年(昭和37年)6月3日生まれ、石川県金沢市出身です。自由民主党所属の衆議院議員で、選挙区は千葉県第13区。現在はデジタル大臣として、デジタル行財政改革担当大臣、行政改革担当大臣、国家公務員制度担当大臣、内閣府特命担当大臣(サイバー安全保障)などを兼務しています。
| 項目 | 内容 | 補足 |
|---|---|---|
| 氏名 | 松本 尚(まつもと ひさし) | 表記ぶれに注意(尚=なお) |
| 生年月日 | 1962年6月3日 | 昭和37年生まれ |
| 出身地 | 石川県金沢市 | 金沢で学び医師として出発 |
| 所属政党 | 自由民主党 | 衆議院議員(千葉13区) |
| 主な現職 | デジタル大臣ほか複数の担当大臣 | デジタル行財政改革・行政改革・国家公務員制度・サイバー安全保障など |
| 前職 | 救命救急医、日本医科大学教授・特任教授 | ドクターヘリ運航などに関わる |
- 要点: 医師出身のデジタル大臣という珍しい経歴
- 要点: 衆議院議員としては千葉13区選出
- 要点: デジタルと行政改革・サイバー安全保障を横断的に担当
学歴:医学部卒業から医学博士・MBA取得まで
金沢大学医学部での専門教育と海外MBA
松本氏は、石川県の金沢大学教育学部附属高等学校を卒業後、金沢大学医学部医学科に進学しました。卒業後は医師免許を取得し、その後、金沢大学で医学博士号を取得。さらに英国アンギリア・ラスキン大学(Anglia Ruskin University)で経営管理学修士(MBA)も修了しており、医療とマネジメントの両面から専門性を持つのが特徴です。
| 年 | 学歴 | 内容・専攻 |
|---|---|---|
| 1981年3月 | 金沢大学教育学部附属高等学校卒業 | 石川県内の進学校を卒業 |
| 1987年3月 | 金沢大学医学部医学科卒業 | 医学を専攻し医師を志す |
| 1987年5月 | 医師免許取得 | 臨床医としてのキャリアをスタート |
| 1994年6月 | 医学博士(金沢大学) | 研究者としても専門性を深める |
| 2017年9月頃 | 経営管理学修士(Anglia Ruskin大学) | MBA取得によりマネジメントも学ぶ |
- 要点: 医学部卒業後に医師免許・医学博士を取得
- 要点: 英国MBAで経営・マネジメントも専攻
- 要点: 医療+経営という二つの専門軸を持つ政治家
医師・大学教員としての主な経歴
救命救急医として現場を経験
医師免許取得後、松本氏は金沢大学医学部附属病院第2外科医員として医療現場で経験を積んだ後、日本医科大学救急医学教室に入局しました。日本医科大学千葉北総病院では副院長・救命救急センター長を務め、ドクターヘリを活用した救急医療体制づくりにも関わったとされています。
その後、日本医科大学准教授、教授、日本医科大学特任教授などを歴任し、臨床・教育・研究の三つの面で救急医療に従事してきました。
- 要点: 救命救急医として第一線で診療に従事
- 要点: 大学病院で教授職を務め、医師育成にも関わる
- 要点: ドクターヘリ運用など、救急体制の構築にも携わる
政治家としての歩みと主な役職
衆議院議員に転じてからデジタル大臣まで
松本氏は、2021年10月の第49回衆議院議員総選挙で千葉13区から立候補し、初当選しました。その後、2024年10月の第50回衆議院議員総選挙でも当選し、衆議院議員としての当選回数は2回となっています。
国政では、防衛大臣政務官や外務大臣政務官を経て、デジタル大臣・デジタル行財政改革担当大臣・行政改革担当大臣・国家公務員制度担当大臣・内閣府特命担当大臣(サイバー安全保障)などを兼務する閣僚として活動しています。
| 年 | 出来事 | 役職・内容 |
|---|---|---|
| 2021年10月 | 第49回衆議院議員総選挙で初当選 | 千葉13区選出の衆議院議員に |
| 2023年9月 | 防衛大臣政務官就任 | 安全保障分野を担当 |
| 2024年10月 | 第50回衆議院議員総選挙で再選 | 当選回数2回に |
| 2025年10月 | デジタル大臣就任 | デジタル行財政改革・行政改革・サイバー安全保障を兼務 |
- 要点: 2021年に初当選し、現在当選2回
- 要点: 防衛・外務・デジタルと幅広い分野の政務に携わる
- 要点: 行政改革やサイバー安全保障も担当する閣僚として活動中
専門分野と政策テーマの方向性
医療・救急とデジタル・安全保障の橋渡し
救命救急医として培った経験から、医療提供体制や救急・災害医療、医療と防災の連携などは松本氏の重要な専門分野です。同時に、MBA取得や大学でのマネジメント経験を背景に、行政の効率化やデジタル活用による業務改革にも関心を寄せています。
デジタル大臣としては、行政手続のオンライン化やデータ利活用、生成AIの安全な活用環境づくり、サイバー安全保障体制の強化など、デジタルと行財政改革を一体で進める姿勢が示されています。
- 要点: 医療・救急分野の専門性が政策の背景にある
- 要点: 行政のデジタル化・効率化も主要なテーマ
- 要点: サイバー安全保障やAI活用など横断的な課題も担当

