カランダガン島（カランガマン島）セブ島からの行き方・アクセス・船の時間完全ガイド
セブ島から行ける穴場の楽園「カランダガン島（カランガマン島／Kalanggaman Island）」は、真っ白な砂州と透明度の高い海で人気急上昇中のスポットです。ここでは、2025-12-05 時点の情報をもとに、セブ市内からのアクセスルート、所要時間、船の乗り方、ツアーを使う場合と自力で行く場合のポイントを整理しました。日帰りか宿泊かでベストなルートも変わるので、自分の旅スタイルに合う行き方を選びましょう。
カランダガン島（カランガマン島）はどこにある？基本情報
場所と出発拠点のイメージ
カランダガン島は、正式名称を「Kalanggaman Island」といい、レイテ州パロモポン（Palompon）沖に浮かぶ小さなサンドバーの島です。観光客は主に「レイテ州パロモポン側」または「セブ島北部マラパスクア島側」からボートでアクセスします。
日本から観光客が多いセブ島から行く場合は、次のどちらかが現実的な選択肢になります。
- セブ市内 → セブ島北端マヤ港 → マラパスクア島／パロモポン経由でカランダガン島
- セブ市内 → フェリーでパロモポン → パロモポン観光局手配ボートでカランダガン島
| 出発地 | 主なルート | 特徴 |
|---|---|---|
| セブ市内 | セブ市 → 陸路でセブ北端マヤ港 → ボートでマラパスクア島／カランダガン島 | 一番ポピュラー。多くのツアーがこのルートを採用。 |
| セブ市内 | フェリーでレイテ州パロモポン → パロモポン観光局ボートで島へ | バックパッカー向けのルート。乗り換えが多く中〜上級者向き。 |
| レイテ州タクロバン／オルモック | バンやバスでパロモポン → ボートで島へ | レイテ観光と組み合わせるならコスパが良い。 |
- 要点: 島自体はレイテ州パロモポン沖にある
- 要点: 観光客には「セブ島発のツアー」か「レイテ側からのボート」が主流
- 要点: 日本からの旅行者はセブ滞在中の日帰り・1泊プランで訪れるケースが多い
セブ島からの主なアクセスルートと所要時間
① 一番ラク：セブ市内発のオールインワン日帰りツアー
もっとも一般的なのが、セブ市内またはマクタン島のホテル発着のオールインワン日帰りツアーです。多くの現地ツアーでは、朝ホテルでピックアップ → バンでセブ島北端マヤ港またはマンダウエ近郊港 → ボートでマラパスクア島経由または直接カランガマン島へ、という流れになっています。
ツアーによって細かなルートは異なりますが、おおよその時間感は次の通りです。
- セブ市内 → セブ北端マヤ港：バス・バンで約3〜4時間
- マヤ港 → マラパスクア島：ボートで約30分前後
- マラパスクア島 → カランダガン島：ボートで約1時間45分前後
トータルすると、セブ市内から片道4〜5時間ほどかかるため、ツアー行程は早朝出発・夜戻り（約14〜16時間）のロング日帰りになることが多いです。
② セブ市 → フェリーでパロモポン → パロモポン観光局ボート
よりローカル色の強い行き方として、セブ市内からフェリーで直接パロモポンに入り、そこからパロモポン観光局（Palompon Eco-Tourism Office）手配のボートで島へ渡るルートもあります。
- セブ市内・ピア1 → フェリーでパロモポン：所要約5.5時間
- パロモポン港 → カランダガン島：観光局手配ボートで約1.5〜2時間
このルートは、レイテ側で1泊以上する「のんびり派」向けです。船の本数が限られ、欠航や時間変更もあるため、必ず最新のフェリー時刻・ボート出航時間を事前に確認しましょう。
③ レイテ側の拠点から行く場合（タクロバン・オルモックなど）
レイテ島のタクロバンやオルモックに滞在する場合は、バンやバスでパロモポンまで移動し、観光局でボートを手配するのが一般的です。
- タクロバン → パロモポン：バンで約4〜5時間
- オルモック → パロモポン：バンで約2〜3時間
- パロモポン → カランダガン島：ボートで約1.5〜2時間
| ルート | 片道の目安時間 | 向いている人 |
|---|---|---|
| セブ市内 → マヤ港 → マラパスクア島経由 | 約4〜5時間 | セブ滞在中に日帰り／1泊で行きたい人、英語があまり得意でない人（ツアー推奨） |
| セブ市内 → フェリーでパロモポン → ボート | 約7〜8時間 | のんびり長期旅行で、レイテ側もじっくり回りたい人 |
| レイテ（タクロバン・オルモック） → パロモポン → ボート | 約3.5〜6時間 | レイテ観光をメインにしつつ、1日〜1泊で島を組み込みたい人 |
- 要点: セブ市内からなら、ツアー利用で片道4〜5時間が一般的
- 要点: フェリーでパロモポン経由は時間に余裕のある長期旅行者向け
- 要点: レイテ観光と組み合わせれば移動時間を分散できる
ボートの出航時間・予約のしかた
パロモポン観光局のボートは「事前予約」が基本
レイテ側のパロモポン観光局から出る公認ボートは、定員・安全基準が決められており、基本的に事前予約制です。日帰りか宿泊か、人数は何人かによって出航時間帯や料金が変わるため、公式サイトやSNSで最新情報を確認し、メールや電話で予約を入れておくと安心です。
また、人数が少ない場合は他のグループとボートをシェアする「ジョイナーツアー」になることもあります。天候によっては当日朝に急な欠航になる可能性もあるので、スケジュールには余裕を持ちましょう。
セブ発ツアーの場合は「ホテル送迎時間」に注意
セブ市内発の日帰りツアーでは、ホテル送迎時間が朝3〜5時台と非常に早いケースもあります。予約時にピックアップ時間と集合場所を確認し、前日は早めに就寝しておくのがおすすめです。
- 要点: パロモポン観光局利用なら、ボートは事前予約＋当日チェックインが必須
- 要点: セブ発ツアーは「ホテル送迎時間」が早朝なので前日から準備を
- 要点: 雨季や台風シーズンはボート欠航リスクが高いため、予備日を確保したい
自力手配とツアー利用どちらが良い？
費用より「安心・時間効率」を優先するならツアー一択
カランダガン島はトイレや売店が最小限で、天候次第でボートが揺れやすい「ガチの離島」です。英語やビサヤ語に自信がない場合や、移動に慣れていない場合は、多少割高でもセブ発オールインワンツアーに参加した方が安心・安全です。
一方、レイテ側をメインに回る長期旅行者であれば、パロモポンまで自力移動＋観光局ボートの方が費用を抑えやすく、時間配分にも自由度が出ます。
- 要点: 初心者・短期旅行者はセブ発ツアー利用が無難
- 要点: 長期旅行者・リピーターはレイテ側から自力アクセスもアリ
- 要点: どのルートでも「天候次第で予定が崩れる」前提で計画を
