カランダガン島（カランガマン島）ツアー料金相場｜日帰り・宿泊プランを徹底比較
カランダガン島（カランガマン島／Kalanggaman Island）へ行くなら、「セブ発の日帰りツアー」「レイテ側からのローカルツアー」「島に泊まるキャンプ・宿泊プラン」など、複数の選択肢があります。ここでは、2025-12-05 時点の各種ツアー情報をもとに、料金相場と含まれる内容、日帰りと宿泊どちらが自分に合うかを比較しやすいよう整理しました。目安として1PHP≒3円前後で日本円換算しています（為替は変動するため、最終的な金額は各社サイトで確認してください）。
日帰りツアー料金相場：セブ発とレイテ発
① セブ市内・マクタン島発の日帰りツアー
セブ市内またはマクタン島のホテル発の日帰りツアーは、「ホテル送迎＋陸路移動＋ボート＋ランチ＋島の入島料など」がセットになったオールインワンプランが主流です。予約サイトや現地代理店によりますが、 joiner（相乗り）ツアーの料金は概ね下記のレンジに収まることが多いです。
- セブ発日帰りツアー（ジョイナー）：1人あたり約3,000〜4,500PHP（約9,000〜13,500円）
- セブ発日帰りツアー（プライベート）：人数次第で1人あたり約4,000〜8,000PHP目安
ツアー料金には、往復送迎・ボート代・ランチ・ライフジャケット・簡単なシュノーケルセットなどが含まれることが多いですが、保険や追加アクティビティ（バナナボートやカヤックなど）は別料金になりがちです。
② レイテ州パロモポン発の日帰りツアー・ボートシェア
レイテ側のパロモポン観光局や周辺のツアー会社を利用する場合は、「ボート代＋ランチ＋入島料込み」で1人あたり1,000〜2,500PHP程度のパッケージが見つかることがあります。パロモポンまでの陸路移動・フェリー代は別途負担となるケースがほとんどです。
| プラン種別 | 出発地 | 料金相場（PHP） | 1人あたり日本円目安 | 主な含まれる内容 |
|---|---|---|---|---|
| 日帰りツアー（ジョイナー） | セブ市内・マクタン | 約3,000〜4,500 | 約9,000〜13,500円 | ホテル送迎、往復陸路、往復ボート、ランチ、ライフジャケットなど |
| 日帰りツアー（プライベート） | セブ市内・マクタン | 約4,000〜8,000 | 約12,000〜24,000円 | 貸切バン・ボート、ランチ、ガイド、スケジュール調整の自由度高め |
| 日帰りツアー／ボートシェア | レイテ州パロモポン | 約1,000〜2,500 | 約3,000〜7,500円 | 往復ボート、簡単なランチまたはBBQ、基本的な施設利用料など |
- 要点: セブ発ジョイナーツアーは3,000〜4,500PHP前後が目安
- 要点: レイテ発のローカルツアーは安いが、パロモポンまでの移動費が別途必要
- 要点: プライベートツアーは人数が多いほど1人あたり単価が下がりやすい
宿泊ツアー・キャンププランの料金相場
① レイテ側の宿泊付き・キャンプツアー
レイテ側では、「カランダガン島でテント泊」または「パロモポン周辺に宿泊＋日帰り」のスタイルで、1泊2日のツアーやジョイナーツアーが販売されています。1泊キャンプ込みのツアーでは次のような価格帯が目安です。
- レイテ発1泊2日キャンプツアー：1人あたり約2,000〜3,000PHP（約6,000〜9,000円）
- テントレンタルやコテージ代、追加の食事料金は別途になる場合あり
ツアーによっては、ボート・テント・4食付き（昼・夜・朝・翌日の軽食）などがセットになっているものもあり、素泊まり＋自炊よりもトータルで割安になることがあります。
② セブ発1泊2日（カランダガン島泊 or マラパスクア泊）
セブ発ツアーでは、「1日目にマラパスクア島に宿泊して2日目にカランダガン島へ日帰り」「1泊2日でカランダガン島にキャンプ泊」といったプランも存在します。料金は日帰りツアーよりやや高くなりますが、移動時間を分割できるため体力的にはかなり楽になります。
- セブ発1泊2日（マラパスクア泊＋カランダガン島日帰り）：1人あたり約6,000〜10,000PHP
- セブ発1泊2日（カランダガン島キャンプ）：1人あたり約7,000〜12,000PHP
| プラン種別 | 泊まり方 | 料金相場（PHP） | 1人あたり日本円目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| レイテ発 1泊2日キャンプ | カランダガン島テント泊 | 約2,000〜3,000 | 約6,000〜9,000円 | レイテ観光と組み合わせやすく、価格も比較的安い |
| セブ発 1泊2日（マラパスクア泊） | マラパスクア島の宿に宿泊 | 約6,000〜10,000 | 約18,000〜30,000円 | 移動時間を分割でき、ダイビングや島巡りと組み合わせやすい |
| セブ発 1泊2日（島キャンプ） | カランダガン島テント泊 | 約7,000〜12,000 | 約21,000〜36,000円 | 星空と朝焼けを島で堪能できるが、設備は最小限 |
- 要点: 宿泊付きプランは「移動の楽さ」と「島時間」を重視する人向け
- 要点: レイテ発キャンプはコスパ重視、セブ発1泊2日は快適さ重視のイメージ
- 要点: 島泊は設備が限られるため、トイレ・シャワーの簡易さを許容できる人向け
日帰り vs 宿泊プランの比較ポイント
時間・予算・体力で見た場合のメリット・デメリット
どのプランを選ぶか迷ったときは、「予算」「時間」「体力・快適さ」の3軸で考えると整理しやすくなります。
| 項目 | 日帰りツアー | 宿泊プラン |
|---|---|---|
| 合計料金 | セブ発でおおむね1〜1.5万円前後 | セブ発1泊2日で2〜3万円前後が目安 |
| 移動の負担 | 1日で往復するため、早朝〜夜まで長時間移動 | 移動を2日に分けられるため体力的に楽 |
| 島での滞在時間 | 実質3〜4時間ほどの滞在になることが多い | サンセットや星空、朝焼けまで楽しめる |
| 設備・快適さ | 日中のみ利用なので最低限の設備でOK | 島泊はトイレ・シャワーが簡易的で人を選ぶ |
| スケジュールの組みやすさ | セブ滞在が短くても組み込みやすい | 最低1泊必要で、その他の日程との調整が必要 |
- 要点: 短期旅行・予算重視なら「セブ発日帰り」が定番
- 要点: 写真撮影・島時間をとことん楽しみたいなら「宿泊プラン」も検討
- 要点: 島泊は設備が簡素なため、キャンプ慣れしている人向き
自力手配 vs ツアー参加の料金・安心感の違い
自力手配は安くなりやすいが、時間と手間がかかる
レイテ側からの自力手配（パロモポン観光局でボート手配など）は、条件が合えば1人あたり1,000〜2,000PHP台に収まることもあり、セブ発ツアーより安くなることが多いです。ただし、
- パロモポンまでの移動費・宿泊費が別にかかる
- 英語（またはビサヤ語）でのやりとりが必要
- ボートの最低人数に満たない場合、シェア相手が見つかるまで待つ可能性
といったハードルもあります。
ツアー参加は割高でも「時間と安心」を買うイメージ
セブ発のオールインワンツアーは、自力でバス・フェリー・ボートを乗り継ぐよりも高くつくことが多いですが、
- ホテル送迎があり、道に迷うリスクが低い
- ボートの事前予約・安全管理をツアー会社が行ってくれる
- 天候や海況に応じた中止・振替の判断を任せられる
というメリットがあります。「移動も含めて旅を楽しみたいバックパッカー」か「せっかくの休暇をストレスなく過ごしたい人」かで、向いている手段が変わってきます。
- 要点: 料金重視でレイテ側に泊まれるなら自力手配もアリ
- 要点: セブ滞在が短い場合や初めてのフィリピンならツアー参加が安心
- 要点: どちらを選ぶにせよ、天候によるキャンセルリスクは念頭に置く必要がある
タイプ別おすすめプラン
自分のスタイルにあわせた選び方
- 初めてのセブ＆英語に自信がない人：セブ市内・マクタン発の日帰りジョイナーツアー
- 写真・ドローン・星空撮影をとことん楽しみたい人：セブ発1泊2日の島キャンプ／マラパスクア泊＋カランダガン日帰り
- 長期旅行でレイテも回るバックパッカー：タクロバンやオルモックを拠点に、パロモポン観光局経由のボート手配
- 家族旅行・3世代旅行：セブ発のプライベート日帰りツアー（人数が多いほど1人あたりが割安になりやすい）
- 要点: 「初めて」「短期」「気軽に」が優先ならセブ発日帰りジョイナー
- 要点: 写真・ロマンチックさ重視なら1泊プランを視野に入れる
- 要点: 旅慣れた人ほど、レイテ発ローカルツアーの魅力を感じやすい
