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個人向け国債の金利比較:固定と変動どっち?「得」より「後悔しない」を基準に選ぶ

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個人向け国債の金利比較:固定と変動どっち?「得」より「後悔しない」を基準に選ぶ

「固定3年と固定5年、変動10年…結局どれが正解?」「金利が上がるなら変動?でも固定のほうが今は高い月もあるし…」——ここ、悩むのが正常です。金利商品は“正解が一つ”じゃなくて、あなたのお金の性格(いつ使うか/ブレが嫌か)で向き不向きが変わります。2026-02-04の状況では、固定が高めに見える一方で、変動は半年ごとに見直される特徴があり、金利の先行き次第で魅力が変わります。

この記事では、固定と変動を「金利の高さ」だけで決めて失敗しないように、①仕組み、②向いている人、③よくある勘違い、④選び方の具体例、の順で整理します。読み終わったら、自分が“どの不安を減らしたい人”なのかが分かります。

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1. まず整理:個人向け国債は3種類。違いは「期間」より「金利の動き方」

個人向け国債は大きく3種類です。期間で見ると「3年・5年・10年」ですが、選ぶときの本質は期間よりも、金利が固定か変動か。

種類 金利タイプ 金利はいつ変わる? 最低金利 こんな気持ちの人向け
固定3年 固定 買ったら満期まで変わらない 年0.05% 短めで様子見したい、金利が下がるのがイヤ
固定5年 固定 買ったら満期まで変わらない 年0.05% 中期で確定させたい、変動が苦手
変動10年 変動 半年ごとに利率見直し(上がることも下がることも) 年0.05% 金利上昇に追随したい、長めに置ける

ここでのよくある誤解が「10年って長いから変動は危ない」。実際は、元本の安全性という意味では個人向け国債は設計上かなり守られていて、危なさが出るのは“価格変動で損する”ではなく、“途中で現金が必要になって中途換金したくなる”ときです。つまり、最大の敵は金利よりもあなたの予定変更。

  • ここだけ覚えればOK:固定は「途中で変わらない安心」、変動は「上昇局面に追随できる可能性」
  • よくある勘違いへのツッコミ:「変動=損しやすい」ではなく、「使う時期がブレると困る」が本当の罠
  • 判断の目安:金利の予想より、あなたが“いつ使う可能性があるか”を優先する
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2. 金利だけで決めると事故る:固定が高い月も、変動が逆転する月もある

たとえば2026年2月募集では、固定5年(1.66%)が変動10年(1.48%)より高い状態です。「じゃあ固定5年一択じゃん」と言いたくなりますが、ここで一回ブレーキ。

固定は“買った瞬間の金利”が満期まで続くので、今の金利が高いときに固定を買うのは合理的。でも、もし金利がさらに上がったら、変動10年は半年ごとの見直しで追いついてくる可能性があります(もちろん下がる可能性もある)。

固定が刺さる局面

  • 「今の利率がそこそこ良い。下がるのはイヤ」
  • 「途中で金利を気にしたくない」
  • 「家計管理は“確定”が正義」

変動が刺さる局面

  • 「金利上昇の流れに乗りたい」
  • 「10年でも置ける(使う予定が薄い)」
  • 「半年ごとに少しずつ上がるなら嬉しい」
固定金利と変動金利のイメージ比較図(固定は一直線、変動は半年ごとに上下)
固定は「ずっと同じ」、変動は「半年ごとに見直し」。違いはこれだけ、と言ってもいいです。
  • ここだけ覚えればOK:固定が高い月でも、将来の金利上昇局面では変動が追いつく可能性がある
  • 現実寄り補足:金利予想が外れたとき、人はだいたい「一括で買った自分」を責める。分散が心の保険
  • 判断の目安:「いま高いから全部固定」ではなく、固定と変動を混ぜて後悔を減らす
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3. 固定3年・固定5年・変動10年:どれを選ぶとラク?タイプ別診断

ここからは、あなたの“気持ち”に合わせます。結局これが一番ミスが減るから。

固定3年が向く人:様子見したい/3年で区切りたい人

「金利は気になるけど、10年は長い」「数年後に住宅・教育・車でお金が動くかも」みたいな人は、固定3年の“ちょうどいい短さ”が刺さります。金利が上がって悔しくなるリスクも、3年なら許容しやすい。

固定5年が向く人:いまの水準を確定させたい/家計の安心が欲しい人

固定5年は「いまの利率を確定したい」人向け。特に、金利ニュースで心が揺れるタイプは固定のほうが幸せです。金利が上がっても下がっても、あなたは淡々と利息を受け取るだけ。精神衛生が強い。

変動10年が向く人:金利上昇に追随したい/長く置ける人

変動10年は、半年ごとに利率見直しがあるので、金利が上昇傾向なら“追いついてくる”期待があります。逆に、金利が下がれば利率も下がり得ます。でも最低年0.05%の下限があるので、「ゼロみたいになるのが怖い」不安はある程度抑えられます。

あなたの状況 おすすめ 理由 避けたい落とし穴
3年以内に使う可能性がある 固定3年(または購入額を小さく) 区切りが短く、計画が立てやすい 個人向け国債は原則1年換金不可。全額投入しない
家計を“確定”で回したい 固定5年 満期まで利率が変わらず、管理が楽 金利が上がっても追随しない点を納得して買う
金利上昇を取りに行きたい 変動10年 半年ごとの見直しで追随しやすい 短期で結果を求めない(次の見直しまで待つ)
選べない・迷いが強い 分散(固定+変動) どっちに転んでも後悔が小さい 一括で全額を同じ月に入れない
  • ここだけ覚えればOK:固定=気持ちがラク、変動=上昇局面に追随しやすい可能性
  • よくある誤解へのツッコミ:「変動はハイリスク」ではなく「短期で結果を求めるとストレスが大きい」
  • 判断の目安:迷うなら固定と変動を“混ぜる”。これが一番失敗しにくい
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4. 実務でやりがち:中途換金と“使う予定”のズレが最大の敵

個人向け国債は、株みたいに日々の値動きで損益が出るタイプではありません。でも、実務で詰まるのはここ。

原則1年は中途換金できない

「ちょっと買ってみよう」で生活防衛資金まで入れると、急な出費で困る可能性が出ます。中途換金できるのは発行から1年経過後が原則。つまり、買うなら「1年触らないお金」で。

中途換金には調整額がある

換金するならペナルティ(調整額)があるので、「いつでも同じ条件で引き出せる」と思っていると、後からモヤモヤします。買う前に“途中でやめると少し損する”と理解しておくと、後悔が減ります。

だからこそ分散が効く

固定と変動の分散は、金利リスクを分けるだけじゃなく、気持ちのブレも抑えます。「固定で土台を作って、変動で上昇に備える」みたいに役割を決めると、ニュースに振り回されにくい。

  • ここだけ覚えればOK:最大の敵は金利ではなく「途中で現金が必要になること」
  • 現実寄り補足:金利の0.1%差より、生活費が足りなくなるストレスのほうがダメージが大きい
  • 判断の目安:まず生活防衛資金を残して、余剰資金の範囲で選ぶ
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5. 迷いを終わらせる:固定と変動の「選び方」3パターン

最後に、実際に多い選び方を3つ。あなたが「これならできそう」と思うものを採用すればOKです。

パターンA:安心型(固定中心)

固定5年をメインにして、金利の上下を気にしない。余裕があれば固定3年も混ぜて、満期が同じ年に偏らないようにする。向いているのは「家計の予測可能性が最優先」の人。

パターンB:上昇追随型(変動中心)

変動10年をメインにして、半年ごとの見直しに期待する。固定は少額で“気持ちの保険”として入れる。向いているのは「長く置ける」「金利のニュースが気になりやすい」人。

パターンC:バランス型(固定+変動の二本立て)

固定5年で土台、変動10年で上乗せ。迷いが強い人に一番おすすめ。どちらかが裏目に出ても「全部は外してない」状態になるので、後悔が小さいです。

パターン 配分イメージ メリット 注意点
A:安心型 固定5年多め(+固定3年少し) 精神的にラク、家計管理が簡単 金利上昇の追随はできない
B:上昇追随型 変動10年多め(+固定少し) 金利上昇局面で追随しやすい 半年ごとの見直しを短期で評価しない
C:バランス型 固定5年+変動10年を半々寄せ 後悔が小さく、続けやすい 「どっちが勝ち」より「続けられる」基準で考える
  • ここだけ覚えればOK:固定は“安心”、変動は“追随”。迷いが強いなら二本立てが強い
  • よくある誤解へのツッコミ:「一番高い金利を選べば勝ち」ではなく、「続けられて後悔しにくい」が勝ち
  • 判断の目安:あなたの優先順位が「確定」なら固定、「上昇」なら変動、決められないなら分散
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