KB5074109の不具合:内容・影響・対処法を“困る順”に整理(Windows 11 2026年1月更新)
Windows Updateを当てたあとに「いつも通りのはずが、今日に限って妙に変…」となる瞬間、ありますよね。特に在宅勤務でリモート接続が必須だと、笑えません。この記事は、2026-01-19時点で確認されているKB5074109(Windows 11 24H2/25H2向け 2026年1月の累積更新)の不具合と影響、そして“今すぐ困ってる人が先に助かる”対処順をまとめます。
結論だけ先に:KB5074109はセキュリティ更新なので基本は適用推奨。ただし、Windows 365/Azure Virtual Desktop/Remote Desktop系でログインできない、Outlook(POP)で固まるなど、生活(仕事)を直撃する症状が出たら、回避策→OOB更新(KB5077744)→それでもダメなら一時アンインストールの順が現実的です。
1. KB5074109って何?まず「悪者」か「必要悪」かを分ける
“不具合”の話題の前に:この更新で直ることもある
KB5074109は、Windows 11(主に24H2/25H2)の2026年1月の累積更新で、セキュリティ修正と品質改善が含まれます。つまり「入れないと不安」側の更新です。
実はこの更新自体、良い面もあります。たとえばNPU搭載PCでアイドル中にNPUが動きっぱなしになって電池が減る、みたいな問題の修正が報じられています。バッテリーが落ちる系の不満って、地味にメンタルに来るやつ。
よくある誤解は「不具合が出た=この更新は全部ダメ」。現実は、当たる人にだけ強く当たるタイプの不具合が混ざることがある、という話です。だからこそ、症状別に対処を分けます。
- ここだけ覚えればOK:KB5074109はセキュリティ更新(基本は適用推奨)
- よくある勘違い:「不具合=更新が全部悪」ではなく、当たり外れがある
- 判断の目安:仕事・生活を止める症状が出た人だけ“回避策モード”へ
2. 影響が大きい不具合その1:リモート接続で資格情報プロンプトが出ない/通れない
「パスワード入力欄が出ない」って、詰み感が強い
KB5074109適用後、リモート接続アプリで資格情報(サインイン)プロンプトの失敗が起き、Windows 365 Cloud PCやAzure Virtual Desktopに接続できないケースが報告されています。仕事がクラウドPC依存だと、ここが止まると一撃で業務停止。
この手の不具合でやりがちなのが「PCを再起動しまくる」「アカウントを疑ってパスワードを変える」。気持ちは分かるんですが、今回の類型は“更新による回帰”として扱われていて、根っこが別にある可能性が高いです。
| 症状 | 影響 | まずやる回避策(すぐ効く) | 次の一手(根本に近い) |
|---|---|---|---|
| Windows AppでCloud PC/AVDに入れない | 業務が止まる | Windows App Web Client/別のRemote Desktopクライアントで接続 | OOB更新(KB5077744)を適用 |
| 資格情報入力が出ない・通らない | サインイン不可 | Web経由に切り替えて当座を回す | 管理環境ならKIR検討/OOB更新へ |
そして朗報枠。Microsoftはこの問題を含む修正として、アウトオブバンド(OOB)の更新KB5077744を公開しています。今「KB5074109の影響っぽい」と感じたら、まずはOOBが出ているかを確認して、適用の検討が現実的です。
- ここだけ覚えればOK:リモート接続が死んだら「Web/別クライアントで回避→KB5077744」
- よくある誤解:パスワード変更で直る系ではないことがある
- 判断の目安:業務停止なら、原因究明より“回避策で稼働”が先
3. 影響が大きい不具合その2:Outlook(POP)がフリーズ/固まる
「受信した瞬間に固まる」って、地味に一番イライラする
KB5074109の話題で、もうひとつ見かけるのがOutlookがPOP利用時に固まるという類型です。POPはメールを端末側にダウンロードして管理する方式なので、更新の影響が“端末で直撃”しやすい面があります。
ここで多い勘違いは「Outlookが固まる=メールサーバー障害」。もちろんサーバー側もあり得ますが、今回のようにOS更新が絡むと、切り分けが変わります。
| 状況 | いま困ること | 当座の回避策 | 落ち着いたらやる |
|---|---|---|---|
| Outlookが受信で固まる | メールが見られない | Web版Outlook/新Outlook(利用可なら)へ一時退避 | OOB更新の適用検討、POPからIMAP移行の検討 |
| POP以外は問題ない | 特定アカウントだけ不調 | 該当アカウントの送受信間隔を広げる(応急) | IMAPへ切替、プロファイル再作成(必要時) |
- ここだけ覚えればOK:POPで固まるなら「Webへ避難→OOB更新」
- よくある勘違い:サーバー障害と決めつけない(更新直後なら特に)
- 判断の目安:当座は“メールを読める状態”を最優先で確保
4. その他の報告:ブラックスクリーン・フリーズ・Explorer周り(ただし全員ではない)
「自分だけ真っ黒」は怖いけど、まず落ち着いて手順化
一部環境で、ブラックスクリーンやフリーズ、Explorerの挙動変化(desktop.iniの扱いなど)といった報告も出ています。こういう症状はGPUドライバやカスタム系ツールの影響も絡みやすく、断定は禁物です。
ここでありがちなミスは「焦って更新を全部戻す」。もちろん最終的にアンインストールが必要なケースもありますが、その前に“やる価値が高い順”があります。
| 症状 | まず試す | それでもダメなら | 最終手段 |
|---|---|---|---|
| 起動はするが画面が不安定 | セーフモードで起動→最近入れた常駐/改造系アプリを外す | GPUドライバ更新/ロールバック | KB5074109のアンインストール |
| Explorerの挙動が変 | 再起動・キャッシュ整理(軽い確認) | OOB更新の適用検討 | 改善しないなら一時的に更新を戻す |
- ここだけ覚えればOK:不安定系は「セーフモード→ドライバ→OOB→アンインストール」
- よくある勘違い:全員が同じ不具合に当たっているわけではない
- 判断の目安:業務・学習が止まるなら“戻す判断”も現実的
5. いま入れる?待つ?迷ったときの判断表(セキュリティと生活の両立)
「安全」と「仕事」を天秤にかけるの、しんどいですよね
更新の悩みはだいたいこれです。「セキュリティは大事。でも今週は落とせない。」その気持ち、正しい。だから判断基準を表にして、感情ではなく条件で決めます。
| あなたの状況 | おすすめ方針 | 理由 | やること |
|---|---|---|---|
| Cloud PC/AVD必須で、接続障害が出た | 回避策で稼働→KB5077744へ | 業務停止の損失が大きい | Web/別クライアント、OOB適用 |
| Outlook(POP)が固まって仕事にならない | Webへ避難→OOB→必要なら戻す | メールが止まると全体が止まる | Web利用、OOB、IMAP検討 |
| 特に症状なし | 適用継続(通常運用) | セキュリティ更新の恩恵が大きい | 再起動計画だけ確保 |
| 症状はあるが回避策で回っている | 急がずOOB待ち/適用 | 最小の変更で安定を狙える | OOB情報確認、段階適用 |
- ここだけ覚えればOK:困ってる人は「回避策→KB5077744→最終的に戻す」
- 不安を煽らない目安:症状がないなら通常通りでOK(過剰に怖がらない)
- 現実:仕事が止まるなら“正しさ”より“稼働”が先

