カニカニ詐欺被害に遭った時の対処法:今すぐやること完全ガイド
年末に増えやすい「カニカニ詐欺」は、電話勧誘で強引に契約させたり、断ったのに代引きで海産物を送り付けるなどの手口が代表的です。基準日:2025-12-24。被害を最小化するために、状況別の対処手順をまとめます。
まず最優先:被害の拡大を止める3ステップ
「支払わない・受け取らない・記録する」を徹底
相手がしつこくても、その場でお金を動かさないことが最重要です。電話での会話や配送伝票は、後の相談で強い材料になります。
- 要点:代引きや振込の支払いは一旦ストップする
- 要点:会話内容(日時・相手の名乗り・電話番号)をメモする
- 要点:家族にも共有して「代わりに払う」を防ぐ
状況別の対処法まとめ
「電話だけ」「代引き到着」「支払ってしまった」で分ける
| 状況 | 今すぐやること | やってはいけないこと | 残すべき証拠 |
|---|---|---|---|
| 電話勧誘だけ(まだ届いていない) | 不要ならはっきり断って終了、以後は着信拒否や留守電 | 曖昧な相槌で話を進める | 通話履歴、相手の名乗り、会社名・住所の提示有無 |
| 断ったのに代引きで届いた(未受取) | 配達員に「受取拒否」と伝える | 家族が善意で支払う | 伝票の送り主情報、伝票番号、配達日時 |
| 代引きで支払って受け取ってしまった | 領収書・伝票を保管し、販売者へ返金を求め、すぐ相談 | 口論で長引かせる、個人情報を追加で渡す | 領収書、レシート、伝票、電話内容のメモ |
| 請求や脅しの連絡が続く | やり取りを止めて記録、相談窓口へ | 言い返して消耗する | 録音、SMS、着信履歴、メール |
- 要点:代引きは「受取拒否」で被害を止めやすい
- 要点:支払済でも、証拠を揃えて早めに相談が近道
- 要点:脅しがあるなら、記録を残して相談へ切り替える
クーリング・オフと「送り付け」ルールの考え方
電話勧誘で同意してしまった場合も、取り消しできる可能性
電話勧誘販売は、要件を満たせばクーリング・オフの対象になり得ます。届いた書面(契約書面)を受け取ってから一定期間内が目安となるため、書面や同封物は捨てずに保管しておくのが安全です。また、注文や契約をしていないのに一方的に送られてきた商品は、代金を支払う必要がない扱いになります。
- 要点:契約書面や同封物は捨てずに保管する
- 要点:身に覚えのない送り付けは支払い不要の扱い
- 要点:期限が絡む場合があるので、迷ったら早めに相談
相談先と準備するもの
相談の前に「証拠セット」を作ると進みが早い
困ったときは、消費生活相談窓口につながる「188」へ。状況説明がスムーズになるよう、最低限の情報をまとめておくと安心です。緊急性が高い(脅し、個人情報の悪用が疑われる等)場合は警察相談も視野に入れます。
| 準備するもの | 具体例 | 目的 | メモのコツ |
|---|---|---|---|
| 相手情報 | 名乗り、電話番号、会社名、住所 | 照会・特定の手がかり | 分からない場合は「言わなかった」も記録 |
| 金銭情報 | 支払方法、金額、領収書 | 返金交渉・手続き | 金額は半角で正確に |
| 配送情報 | 伝票、送り主、伝票番号 | 受取拒否・追跡 | 写真で残すと早い |
| やり取り | 通話内容、日時、録音 | トラブル整理 | 時系列で並べる |
- 要点:相談前に「相手・金額・伝票・時系列」を揃える
- 要点:迷ったら早めに188でつなぐ
- 要点:脅しや執拗な連絡は記録して相談へ

