カランダガン島のシュノーケリング完全ガイド｜透明度と魚の種類をチェック
フィリピン・ビサヤエリアの離島カランダガン島（カランガマン島）は、白い砂州と高い透明度でシュノーケリングスポットとして人気の島です。2025-12-05 現在の情報をもとに、海の透明度の目安や見られやすい魚の種類、初心者・子ども連れでも楽しみやすいポイントをまとめました。初めて行く人でもイメージしやすいように、シーズンとエリアごとの特徴を整理して紹介します。
カランダガン島の海の透明度と水深の目安
透明度は10〜20m前後が目安、遠浅で初心者にも優しい
カランダガン島周辺の海は、乾季のコンディションがよければ10〜20m前後の透明度が期待できると言われています。砂州の周囲は遠浅で、水深1〜3mほどのエリアが広く、足がつく深さでもカラフルな魚やサンゴを楽しめるのが特徴です。沖合側に向かうと水深が5〜10m以上になるリーフエッジが現れ、ドロップオフ周辺ではよりダイナミックな景色が広がります。
ただし、風向きや潮の流れ、直近の雨量によっても透明度は変わるため、「必ずこの数値になる」というよりは、あくまで目安のレンジとして考えておくと安心です。
| エリア | 水深の目安 | 透明度の目安 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| サンドバー周辺（ビーチの目の前） | 約1〜3m | 約10〜15m前後 | 初心者や子ども向け。足がつく場所から魚を観察しやすい。 |
| 島の外洋側リーフエッジ | 約3〜8m | 約15〜20m前後 | 透明度が高い日が多く、サンゴや群れを狙いやすいエリア。 |
| ドロップオフ付近 | 8m〜 | 日によって変動大 | 一気に深くなるため、中級者向け。ライフジャケット必須。 |
- 要点: 透明度は10〜20m前後が目安だが、天候・潮で大きく変わる
- 要点: サンドバー周辺は遠浅で初心者・子ども連れでも楽しみやすい
- 要点: ドロップオフ付近は美しいが流れに注意し、単独で行き過ぎない
カランダガン島で見られやすい魚とサンゴの種類
カラフルな小魚から群れまでバランスよく楽しめる
カランダガン島の周辺では、一般的なトロピカルフィッシュを中心に、さまざまな魚種が見られる可能性があります。ツアーガイドの定番説明で登場しやすいのは、以下のような魚たちです。
| 魚・生き物の例 | 特徴 | 見つけやすいポイント |
|---|---|---|
| スズメダイ系（デバスズメダイなど） | 小さくてカラフルな群れを作る | サンゴの上や浅瀬。ビーチからすぐのエリアでも見られることが多い。 |
| チョウチョウウオ・ツノダシ | 縞模様が目立つアイドル的存在 | サンゴの周り。浅場〜中層でゆったり泳ぐ姿を観察しやすい。 |
| ベラ・ブダイ系 | サンゴ周りをついばむように泳ぐ | リーフエッジ付近の岩場やサンゴ帯。 |
| クマノミ系 | イソギンチャクに隠れる人気者 | イソギンチャクがあるサンゴスポット。ガイドに場所を聞くと見つけやすい。 |
| 小型〜中型の群れ（アジ系など） | 群れで一斉に動く迫力がある | 流れのある外洋側やドロップオフ付近。 |
そのほか、ナマコやヒトデ、小さなエビなどのマクロ系の生き物に出会えることもあります。サンゴはテーブル状・枝状・塊状などが混在しているエリアもありますが、場所によっては白化や壊れている部分もあるため、絶対に踏まない・触らないのがマナーです。
- 要点: 浅瀬でもカラフルな魚やクマノミなどに出会える可能性が高い
- 要点: ドロップオフ付近は群れ系や少し大きめの魚を狙いやすい
- 要点: サンゴや生き物には触らず、フィンで蹴らないよう中性浮力を意識
おすすめシュノーケリングポイントと時間帯
午前中の穏やかな時間帯が狙い目
島のコンディションにもよりますが、一般的には午前中の早い時間帯の方が風が弱く、海面も比較的穏やかになりやすいとされています。日帰りツアーでは、10〜14時前後が滞在時間の中心になることが多く、その中でも到着直後の11時前後は比較的人が分散しやすい時間帯です。
サンドバーの片側だけでなく、島の裏側（外洋側）に少し回り込むと、観光客が少ないポイントを案内してくれるガイドもいます。安全のため、ひとりで勝手に遠くへ泳ぎ出るのではなく、必ずガイドや同行者の視界に入る範囲で行動しましょう。
- 要点: 一般に午前中の方が風・波ともに落ち着きやすい
- 要点: 到着直後の時間帯は人も分散しやすく、写真も撮りやすい
- 要点: 初めてのエリアはガイドに「どこまで行っていいか」を確認する
シュノーケリング装備と楽しみ方のコツ
ライフジャケット＋ラッシュガードはほぼ必須装備
カランダガン島は遠浅とはいえ、外洋に面した島なので安全装備は必須です。多くのツアーではライフジャケットとシュノーケルセットのレンタル料金が含まれていますが、マスクのフィット感や衛生面が気になる人は、マイマスク・マイシュノーケルを持参すると安心です。
| 装備 | 理由・メリット | ポイント |
|---|---|---|
| ライフジャケット | 疲れても浮いていられる・溺水リスク軽減 | 泳ぎに自信があっても必ず着用するのがおすすめ。 |
| ラッシュガード・レギンス | 日焼け防止・クラゲや擦り傷対策 | UVカット素材があると安心。濡れても乾きやすいものを選ぶ。 |
| リーフシューズ | 岩場や貝殻で足裏を守る | サンゴの上には絶対に乗らず、砂地でのみ足をつく。 |
| マイマスク・シュノーケル | フィット感と衛生面を自分で管理できる | 度付きレンズが必要な人は日本で準備しておくと安心。 |
| ウォータープルーフポーチ | スマホや小物の防水対策 | 完全防水を過信せず、浸水リスクも考えて使う。 |
- 要点: 安全装備は「自分は大丈夫」と過信せず必ず使う
- 要点: 日焼け対策をしないと、1日でかなり強く焼ける可能性がある
- 要点: マイギアを持って行くと快適さと安心感がアップ
