インフルエンザBの潜伏期間は?いつからうつる?何日で治る?登校停止の期間まで“日数感”で整理
「昨日会った友だちがインフルだった」「子どもが熱…これってもううつしてる?」──この手の不安、インフルの時期は毎年リアルです。しかもB型は、A型ほど派手にニュースにならないぶん、“いつから何日?”が逆に分かりにくい。
この記事では、2026-01-30(Asia/Tokyo)時点の一般的な医学的知識と、日本の学校でよく使われる運用をもとに、潜伏期間、感染力(いつからうつる)、治るまでの日数、登校停止(出席停止)を、カレンダー感覚で分かるようにまとめます。
結論だけ先に言うと、インフルBは発症の前日あたりからうつり得て、熱は数日で落ち着くことが多い一方、登校は「発症後5日+解熱後の経過」で決まります。
潜伏期間:だいたい1〜3日が多い(長くて4日程度のことも)
「いつうつった?」が特定しにくいのは、わりと普通
潜伏期間(感染してから症状が出るまで)は、インフルエンザでは一般に1〜3日が多いとされます。状況によってはもう少し長いこともあり、「2日前のあの場面かな…?」と推理したくなる気持ちは分かるのですが、確定は難しいことがほとんどです。
よくあるシーンが、家族で「誰が持ち込んだ?」と犯人探しを始めてしまうやつ。あれ、だいたい空気が悪くなります。潜伏期間が短いぶん、同時期に別ルートで感染した可能性も普通にあるので、犯人探しより“家の中で広げない”に集中したほうが、結果が良いです。
- ここだけ覚えればOK: 潜伏期間は1〜3日が目安。ぴったり特定は難しい。
- 判断の目安: 濃厚接触から3日くらいは体調を丁寧に観察。
- よくある誤解へのツッコミ: 「昨日会ったから今日発熱=確定」ではない。もっと前の感染もあり得ます。
いつからうつる?結論:症状が出る“前日あたり”から、発症後数日がピーク
「熱が出てから隔離」だと、すでに配っている可能性がある
インフルエンザは、一般に発症(症状が出始める)前日〜発症後数日に感染力が強いとされます。つまり、本人が「まだ元気」だったタイミングでも、人にうつしてしまう可能性がある、ということです。
だからこそ、職場や学校で「ちょっと喉が痛いけど行けるっしょ」で出かけてしまうと、後から「あの人の席の周りが全滅」みたいなことが起きがち。悪気はないんです。でもインフルは悪気を考慮しません。
感染力のピークは発症直後〜3日程度が目安で、そこから徐々に下がっていくイメージ。治療薬(抗インフル薬)を早めに開始すると、症状やウイルス排出期間が短くなる可能性がある一方、ゼロにはならないので“感染対策”は続けるのが安全です。
| タイミング | 本人の状態 | 感染リスク感 | 周囲ができること |
|---|---|---|---|
| 発症の前日 | まだ元気〜軽い違和感 | うつる可能性あり | 手洗い・マスク・距離、無理はしない |
| 発症〜1〜3日 | 高熱・だるさのピーク | 高い(ピーク帯) | 別室、共有物を分ける、換気 |
| 4日目以降 | 熱が落ち着く人が増える | 下がるがゼロではない | 解熱後も油断しない |
- ここだけ覚えればOK: 発症前日からうつり得る。ピークは発症後1〜3日。
- 判断の目安: 「熱が出た日」を0日目として、最初の3日間は特に厳重に。
- よくある誤解へのツッコミ: 「熱がない=うつらない」ではない。前日ゾーンがあるのがインフルの厄介さです。
何日で治る?目安:熱は2〜5日で落ち着きやすいが、咳・だるさは1週間前後残ることも
“解熱=全快”と勘違いして、無理してぶり返す人が多い
インフルBの経過は個人差がありますが、一般的な目安としては、高熱は2〜5日程度で落ち着くケースが多いです。ただし、咳や倦怠感(だるさ)は、その後もしばらく残ることがあります。
よくある現実パターンは、解熱した翌日に「よし行ける!」と無理して出勤・登校し、帰宅後にガクッと崩れてしまうやつ。体力は“回復中”なので、熱が下がった後の1〜2日が地味に大事です。
- ここだけ覚えればOK: 熱は数日、咳とだるさは1週間前後残ることがある。
- 判断の目安: 解熱後も「睡眠」「水分」「無理しない」を最優先に。
- 実際どうする人が多いか: 熱が下がったら家事を全部やろうとして再ダウン、が本当に多いです。
登校停止(出席停止)期間:基本は「発症後5日+解熱後2日(幼児は3日)」
“何日休む?”は、熱が出た日を起点に数えるとミスが減る
日本の学校保健安全法で、インフルエンザの出席停止の基準としてよく使われるのが、次の考え方です。
- 発症した後5日を経過し、
- 解熱した後2日(幼児は解熱後3日)を経過するまで
ここでの重要ポイントは、「発症日」=症状が出始めた日(多くは熱が出た日)を0日目として数えること。検査日や病院に行った日で数えるとズレます。
| 例(分かりやすいケース) | 日数の数え方 | 登校の目安 | 注意 |
|---|---|---|---|
| 月曜に発熱(発症) | 月曜=0日目 | 最短でも土曜以降が候補 | 解熱後2日(幼児は3日)も必要 |
| 水曜に解熱 | 解熱翌日=1日目 | 解熱後2日なら金曜まで経過を見る | 発症後5日条件と両方満たす必要 |
| 熱が長引いた | 解熱が遅いほど伸びる | 当然、登校も後ろ倒し | 無理に登校すると再悪化しやすい |
学校や園によっては、登校再開時に「治癒証明」や「登校許可証」的な提出を求める運用があることもあります。ここは自治体・学校の方針に差があるので、最終的には連絡帳や学校からの案内を優先してください。
- ここだけ覚えればOK: 出席停止は「発症後5日」+「解熱後2日(幼児は3日)」。
- 判断の目安: 数える起点は“発症日(多くは発熱した日)”。受診日ではない。
- よくある誤解へのツッコミ: 「熱が下がったから明日行ける」→基準上はアウトになりやすいです。
家族・同居人にうつさないコツ:最初の48時間だけ本気を出す
家の中で“二次感染”すると、看病役が消えて詰む
インフルは家庭内で広がりやすいです。だからこそ、最初の2日(ピーク帯)だけでも対策を強めると、被害が減ります。
- 可能なら別室、難しければ距離と換気
- タオル・コップ・箸は分ける
- 触る場所(ドアノブ等)を拭くより先に、まず手洗い
- 受け取り型の看病(口移し・同じ箸)はしない
現実的には完璧は無理なので、「できる範囲で二日だけ本気」を合言葉にすると続きます。
- ここだけ覚えればOK: 家庭内は最初の48時間が勝負。共有物を分けて手洗い。
- 判断の目安: うつすリスクが高いのは発症直後〜3日。そこを厚く守る。
- 実際どうする人が多いか: 別室が無理なら、せめてタオルとコップだけでも分ける人が多いです。

