インフルエンザBの症状:A型との違いはどこ?「胃腸にくるって本当?」まで整理
「インフルBって、Aより軽いんでしょ?」「お腹が痛いけど、胃腸炎?それともインフル?」——熱でぼーっとしながら検索していると、情報が多すぎて余計に不安になります。2026-01-26(Asia/Tokyo)時点の一般的な整理として、インフルエンザBもAも“基本症状はかなり似ている”一方で、Bは子どもで胃腸症状が目立つことがあるなど、いくつかの“傾向の差”が語られます。この記事は、症状の見分け(できる/できない)をはっきりさせながら、判断しやすい形にまとめます。
まず大前提:症状だけでA型とB型は「断定できない」
「これBっぽい!」は当たることもあるけど、外れることもある
一番大事な結論を先に言います。症状だけでA型かB型かを100%見分けるのは難しいです。熱、だるさ、咳、のどの痛み、頭痛、関節痛……どちらでも起こります。
よくある勘違いが「Aは高熱、Bは微熱」と決め打ちすること。確かに“傾向”として語られますが、Bでも39℃台が出る人はいますし、Aでもそこまで上がらない人もいます。つまり、体感だけでラベルを貼ると迷子になります。
現実的な話をすると、家庭や職場で必要なのは「AかBか」よりも、インフルとして対応すべき状態かの判断です。型は検査で分かりますが、家での対処(休む、水分、解熱の考え方、周りにうつさない)は型が違っても大枠は同じです。
- ここだけ覚えればOK: 症状だけでA/Bを断定しない。判断は「インフルっぽいか」で十分役に立つ。
- 判断の目安: 高熱+強い倦怠感+関節痛が急に来たら、型はともかくインフルを疑う。
- よくある誤解へのツッコミ: 「Bだから軽いはず」→軽い人もいるけど、つらい人も普通にいる。
インフルエンザBの症状:よくあるパターンと“Bっぽいと言われる理由”
基本はA型と同じ。でも、子どもは「お腹」から始まることがある
インフルBの典型的な症状は、発熱、咳、のどの痛み、鼻水、頭痛、筋肉痛、関節痛、強いだるさです。ここまではA型とほぼ同じ。
ただし、Bでよく話題になるのが消化器症状(腹痛・吐き気・嘔吐・下痢)です。特に子どもは「最初、お腹が痛いって言ってたのに、夕方から熱がドン」「胃腸炎だと思ったら検査でBだった」という流れが起こりがち。親としては、看病の段取りが一気に変わるので、ここは知っておくと得です。
もうひとつ、疲れが抜けにくく感じる人がいるのも特徴として語られます。熱が下がっても、咳やだるさが残りやすいタイプの人がいる。もちろん個人差は大きいので、これも“傾向”として押さえるのがちょうどいいです。
| 症状 | インフルBでよくある | A型でも起こる? | 家庭での見方 |
|---|---|---|---|
| 発熱(38℃以上) | よくある | 起こる | 急に上がる/寒気が強いならインフル疑いが濃い |
| 強いだるさ・筋肉痛 | よくある | 起こる | 「立ち上がるのがしんどい」レベルなら無理に動かない |
| 咳・のどの痛み | よくある | 起こる | 熱が下がっても残りやすいので、復帰を急ぎすぎない |
| 腹痛・嘔吐・下痢 | 子どもで目立つことがある | 起こることはある | 脱水に注意。水分・尿の回数を確認 |
| 二峰性っぽい発熱(下がってまた上がる) | 見られることがある | 起こりうる | 一度落ち着いても油断しない。悪化なら受診相談 |
- ここだけ覚えればOK: Bは子どもで胃腸症状が目立つことがある。けどAでも起こるので決め打ちはNG。
- 判断の目安: 下痢・嘔吐があるときは、熱の高さより「水分が取れているか」が最優先。
- 実際どうする人が多いか: 胃腸炎だと思って様子見→熱が上がって慌てて検査、はよくある。
A型との違い:症状より「流行のしかた」と「背景」が違う
“同じ症状”でも、広がり方が違うことがある
A型とB型は、ざっくり言うとウイルスの性質が違います。A型は変化の幅が大きく大流行を起こしやすい、とよく説明されます。一方、B型は主に人の間で回るタイプとして扱われます。
ただ、日常で効くのはここです。「Aのピークが落ち着いた頃にBが増える」みたいな動きがある年もあり、シーズン後半に「またインフル?」が起きやすい。家族内で一回インフルが出た後に、別の型が来ることもあり得ます(免疫は型や株で違うため)。
よくある誤解は「一回かかったから今季は無敵」。残念ながら、現実はそう簡単じゃありません。だからこそ、回復後もしばらくは手洗い・換気・マスクなど“基本装備”を続けた人が、家庭内二次感染を減らしやすいです。
- ここだけ覚えればOK: A/Bの違いは症状より「流行のしかた」に出やすい。
- 判断の目安: 周囲でインフルが続いているなら、「もう終わった」と決めつけない。
- よくある誤解へのツッコミ: 「今季1回かかったから平気」→別の型・別の株で再びかかることはある。
「風邪」「胃腸炎」との違い:見分けのコツは“セット感”
風邪は局所、インフルは全身。…でも例外もある
見分けの感覚として便利なのは、インフルは全身症状が強く出やすいという点です。熱だけではなく、だるさ、節々の痛み、悪寒が“まとめてドン”と来るとインフルっぽい。
ただし、ここで罠があります。子どもや高齢者は典型パターンにならないことがある。例えば「熱はそこそこだけど、ぐったりして水分が取れない」「咳より先にお腹が痛い」。こういう“ズレた出方”が、家庭の判断を難しくします。
だから結局、家での現実的なチェックはこうです。体温の数字だけで決めず、飲めているか・眠れているか・呼吸が苦しくないかを見て、しんどそうなら早めに相談する。型の当てっこより、こちらが圧倒的に役に立ちます。
- ここだけ覚えればOK: インフルっぽさは「全身症状のセット感」。でも例外があるから“状態”も見る。
- 判断の目安: 水分が取れない、呼吸が苦しい、意識がぼんやりする等は早めに受診相談。
- 現実寄りの補足: 「検査して陰性だから安心」も早すぎると外れることがある。症状の推移が大事。
受診・家庭ケアのポイント:型より「タイミング」と「脱水予防」
抗インフル薬は早いほど効きやすい、でも無理は禁物
治療は医師の判断になりますが、一般に抗インフルエンザ薬は発症から早い段階で使うほど効果が出やすいと言われます。とはいえ、受診のためにフラフラで外出して倒れたら本末転倒。家族が代わりに相談する、オンライン診療の利用を検討するなど、体力を守る導線も大事です。
家庭ケアで最重要は脱水を避けること。特にBで胃腸症状があるときは「食べられない」より「飲めない」が危険です。水、お茶、経口補水液などで少量ずつ回数を増やすのが基本。食事は“回復してからでOK”くらいの気持ちで、まずは水分に集中すると看病がラクになります。
- ここだけ覚えればOK: 型の違いより「早めの相談」と「脱水予防」が勝ち。
- 判断の目安: 嘔吐・下痢があるときは、尿の回数が減っていないか確認する。
- よくある誤解へのツッコミ: 「食べさせなきゃ回復しない」→まず水分。食事は後からついてくる。

