ふたご座流星群2025をスマホで撮る!写真の撮り方と設定完全ガイド
この記事では、2025-11-30時点の情報にもとづき、ふたご座流星群2025をスマホで撮影するコツをまとめます。ナイトモードの設定や固定の仕方、タイマー・連写の使い方など、「難しい専門用語は抜き」で実践しやすい撮り方をステップ形式で解説します。
2025年ふたご座流星群の撮影前に知っておきたい基本
まずは「いつ・どこ」をざっくり押さえる
撮影の細かい設定に入る前に、まずは観測条件をざっくり頭に入れておきましょう。
- ベストな夜:極大前後の12月13日夜〜15日明け方ごろ
- 時間帯の目安:ふたご座が高く昇る23時〜翌2時ごろ
- 方角:東〜南東&天頂付近を広く写すイメージでOK
- 月明かり:2025年は月の影響が比較的小さく、「写真向き」の好条件と予想
どの方向に構えても流星は写り得るので、「空の広い範囲」をフレームに入れることが最優先です。
スマホ撮影で意識したい3つのポイント
- 長時間露光(ナイトモード・星空モードなど)を使う
- 必ずスマホ本体を固定する(手持ちはほぼNG)
- 1枚だけ狙わず、連続で何十〜何百枚も撮る前提でチャレンジする
撮影の前に、スマホ用三脚やシャッターリモコンなどのアクセサリーも楽天でチェックしておくと安心です。
スマホのおすすめ設定|ナイトモード&長時間露光の目安
iPhone・Android共通の基本設定(目安)
機種ごとに名称は違いますが、最近のスマホには「ナイトモード」「星空モード」「プロモード」などが搭載されており、これらをうまく使うことで流星を写しやすくなります。
| 項目 | 設定の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 撮影モード | ナイトモード/星空モード/プロモード | まずは自動で長時間露光してくれるモードを優先的に使う。 |
| シャッター速度 | 5〜20秒程度 | 長いほど流星を拾いやすいが、明るすぎる場所では5〜10秒程度に短くする。 |
| ISO感度 | 800〜3200前後 | 暗い場所ならISO1600〜3200、街明かりが強い場所なら800〜1600程度に抑える。 |
| ピント | 「無限遠」か、明るい星・遠くの街灯にタップして固定 | オートにすると迷いやすいので、マニュアル固定か遠景へのタップAF推奨。 |
| レンズ | 超広角〜広角側 | 空を広く入れられるレンズを選び、トリミング前提で撮ると流星が入りやすい。 |
機種別の簡単な操作例
- iPhone:カメラアプリを開き、暗所でシャッターボタン横の「◯秒」表示をタップし、最大10〜30秒に変更して撮影。
- Android(Pixelなど):「夜景モード」や「星空モード」を選び、三脚に固定してそのまま撮影。
- Galaxyなどプロモード対応機:シャッター速度とISOを手動で設定し、ホワイトバランスは「太陽光」など固定にしておくと色味が安定。
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ブレを防ぐためのテクニックと構図のコツ
スマホを「絶対に動かさない」工夫
- 三脚+スマホホルダー:最も確実。風が強いときは脚に荷物をぶら下げて安定させる。
- カバンや石の上に固定:三脚がない場合は、地面にカバンを置き、その上にスマホを寝かせて空に向ける。
- セルフタイマー/リモコンを使う:シャッターボタンに触れた瞬間のブレを防ぐため、3〜10秒タイマーかBluetoothリモコンを使う。
- 連続撮影:シャッターボタン長押しや連写アプリ、インターバル撮影機能があればONにして「当たり」を待つ。
構図のポイント
- 空だけでなく、地上の風景(山・街明かり・シルエット)も少し入れると、流星が写らなくても雰囲気のある写真になる。
- ふたご座の方向にこだわりすぎず、空を広く入れることを優先する。
- 縦横どちらでも良いが、横位置のほうが流星の軌跡を長く写しやすい。
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撮れないときの原因チェックリスト
よくある失敗パターンと対処法
| 現象 | 主な原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 写真が真っ暗 | シャッター速度が短すぎる/ISOが低すぎる/空が明るくない方向を写している | シャッターを10〜20秒に伸ばし、ISO1600前後まで上げる。街明かりの少ない方向へ構図を変える。 |
| 全体が白っぽい・明るすぎる | 街明かりや月明かりが強い/露出オーバー | 露出時間を5〜10秒に短くし、ISO800〜1600程度に下げる。できればもっと暗い場所へ移動。 |
| 星が線になってブレている | スマホが動いている/シャッターボタンを押したときに揺れた | 三脚やカバンでしっかり固定し、セルフタイマーやリモコンでシャッターを切る。 |
| 1枚も流星が写らない | 撮影枚数が少ない/活動が弱い時間帯/雲や街明かりの影響 | 少なくとも数十〜数百枚は連続撮影する。極大日前後の23時〜2時を狙う。雲量と明るさもチェック。 |

