コスモキュランダ ジャパンカップ 2025 データ|戦績・時計・血統から適性を読み解く
本記事の基準日はです。ここでは、コスモキュランダのプロフィール・戦績・距離別/重賞データなどを整理し、ジャパンカップ2025(東京芝2400m・G1)での適性と立ち位置を「データ面」から見ていきます。
基本プロフィール&出走データ
まずは、コスモキュランダの基本情報とジャパンカップ出走時点での成績を整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | コスモキュランダ(Cosmo Kuranda) |
| 性別・年齢 | 牡4 |
| 調教師 | 加藤士津八(美浦) |
| 騎手 | 丹内祐次 |
| 枠順 | 2枠3番 |
| 血統 | 父アルアイン × 母サザンスピード(母父Southern Image) |
| 馬主 | (有)ビッグレッドファーム |
| 生産牧場 | ビッグレッドファーム(新冠) |
| 通算成績 | 17戦2勝(2-4-1-10) |
| 総賞金 | 19,238.2万円(国内) |
- 重賞戦線で経験値を積みつつも、勝ち星はまだ2勝の実績馬
- 中距離〜中長距離の芝戦でキャリアを重ねてきた「叩き上げタイプ」
- ジャパンカップでは17番人気前後の伏兵ポジション
人気の予想家や予想ソフトの推奨買い目が簡単に見られます。定評のある人気の予想家や予想ソフトを提供し続け、約14万人の競馬ファンの皆様に支持されているサイトです。
年度別・距離別の成績データ
JBISなどのデータベースをもとに、年度別の成績をまとめると以下の通りです。
| 年 | 出走 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 獲得賞金 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年 | 5走 | 1 | 1 | 0 | 3 | 約853万円 |
| 2024年 | 7走 | 1 | 3 | 0 | 3 | 約1億6,766.8万円 |
| 2025年 | 5走 | 0 | 0 | 1 | 4 | 約1,618.4万円 |
| 合計 | 17走 | 2 | 4 | 1 | 10 | 約1億9,238.2万円 |
2024年に重賞戦線でブレイクし、菊花賞・中日新聞杯・AJCCなどで善戦。2025年はAJCC3着・大阪杯9着・札幌記念10着・オールカマー8着・天皇賞(秋)12着と、相手なりに走りつつも、勝ち切るまでには至っていません。
距離適性のざっくりデータ
- 芝2000m前後:好走・掲示板が多いメイン舞台
- 芝2200〜2400m:AJCC3着・オールカマー8着など、距離延長にも対応
- 芝3000m(菊花賞):タフな条件では大敗もあり、スタミナ特化型ではない
ジャパンカップの2400mは、「守備範囲上限だが、極端に長すぎるわけではない距離」と見るのが妥当です。
距離別・コース別の細かいデータや回収率などは、専用のデータ分析ツールを備えた予想サイトを使うと、より詳細に確認できます。
主な重賞成績データ
コスモキュランダの主な重賞成績をピックアップすると、以下のような実績が見えてきます。
| レース | グレード | 距離 | 着順 | 内容・評価 |
|---|---|---|---|---|
| アメリカJCC | G2 | 中山芝2200m | 3着 | 後方からロングスパートで掲示板確保 |
| 大阪杯 | G1 | 阪神芝2000m | 9着 | G1の一線級相手に中団から粘る |
| 札幌記念 | G2 | 札幌芝2000m | 10着 | 終始後方からの競馬で伸び切れず |
| オールカマー | G2 | 中山芝2200m | 8着 | 好位進出も直線で伸びを欠く |
| 天皇賞(秋) | G1 | 東京芝2000m | 12着 | 2列目から運ぶも直線で一杯 |
- 重賞では「あと一歩足りない良化途上の実績」という印象
- G1では掲示板まで届いていないが、G2での善戦経験は評価材料
- 相手と展開次第で着順が上下しやすい“相手なりタイプ”
タイム・ラップ面の参考データ
スポーツ紙・データサイトのタイム一覧をもとにすると、
- 芝2000m自己ベスト:1分56秒台(阪神・良馬場)
- 芝2400m自己ベスト:2分25秒1(東京・良馬場)
と、時計面では決して見劣る数字ではありません。ただし、ジャパンカップでは「2分23秒台〜24秒台前半」の決着になる年も多く、超高速決着になればタイム面での見劣りが出る可能性もあります。
こうしたタイム・ラップを、ジャパンカップの過去ラップと並べて比較できるデータサイトを使うと、「どのレベルの時計まで対応できそうか」をより具体的にイメージできます。
データ総合評価:コスモキュランダはどんなポジションの馬か
ここまでのデータを総合すると、コスモキュランダは、
- 重賞で善戦歴のある「準オープンクラス〜重賞級」の実力馬
- G1で勝ち切るにはもうワンパンチ欲しいが、展開次第では掲示板圏内も
- ジャパンカップでは「人気薄の相手候補・ヒモ穴」として検討したいタイプ
とまとめられます。数字だけ見ると足りない部分も多いものの、「内枠+展開+コース適性」がハマれば一発の可能性もゼロではない存在です。

