cloudflare 障害 発生状況をリアルタイムで確認する方法まとめ
「インターネットの調子が悪いけれど、自分の回線の問題なのか、Cloudflare障害なのか分からない」という場面は意外と多いものです。ここでは、cloudflare 障害 発生状況 リアルタイム 確認方法として、公式ステータスページから外部監視サービス、SNSの活用まで、2025-12-05 時点で使いやすいチェック手段をまとめて紹介します。
Cloudflare公式ステータスページで確認する
cloudflarestatus.comが最優先の情報源
Cloudflareは、障害や保守情報を掲載する公式ステータスページ「Cloudflare Status」を公開しています。ここでは、グローバル・各リージョン・各サービスごとに、現在進行中のインシデントや過去の履歴を確認できます。
| 項目 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| URL | Cloudflare Status（www.cloudflarestatus.com） | ブックマークしておくと、障害時にすぐアクセスできる |
| 表示内容 | 現在進行中のインシデント、影響範囲、進捗、過去の履歴など | 「Investigating」「Identified」「Monitoring」「Resolved」といったステータスで進捗が分かる |
| 更新頻度 | 大規模障害時は数十分おきに更新されることが多い | 英語だが、内容は比較的シンプルなので自動翻訳でも読みやすい |
- まずは公式ステータスに障害情報が出ていないか確認するのが王道
- 過去のインシデント履歴から「どれくらいの時間で復旧したか」の目安も分かる
- RSSやメール通知を使えば、自動的にインシデント情報を受け取ることも可能
外部の監視サービス・ニュースで「実際の影響」を見る
ThousandEyes・報道・技術ブログなど
Cloudflareが障害を起こしたときは、外部の監視サービスやニュースメディアも詳細な分析を公開します。特に、Cisco ThousandEyesのような可視化サービスや、The Verge・TechCrunch・各国メディアの記事は、「どのサービスがどの程度影響したか」を把握するのに役立ちます。
| 情報源 | 主な内容 | 使いどころ |
|---|---|---|
| Cisco ThousandEyesの障害分析 | Cloudflareを含むインターネットインフラ障害の技術分析レポート | ネットワークレイヤで何が起きていたかを把握したいとき |
| テック系メディア（The Verge, TechCrunchなど） | 「XやChatGPTなどがCloudflare障害でダウン」といったニュース記事 | どのサービスが影響を受けたか素早く知りたいとき |
| 技術ブログ・個人の分析記事 | 設定ミスやバグの詳細な解説、再発防止策の考察 | インフラエンジニア目線で深く理解したいとき |
- 公式ステータスは「事実」、外部分析は「解説」として役割が違う
- 大規模障害のときは複数の情報源を読み合わせると全体像がつかみやすい
- 技術者でなくても、概要だけ目を通しておくとニュースの理解が深まる
リアルタイムなユーザー報告をSNSでチェック
X（旧Twitter）での検索が最も手軽
CloudflareやX、ChatGPTなどの障害が起きると、世界中のユーザーがX上で「つながらない」「エラーが出る」と一斉にポストします。2025年11月18日の障害時も、「Cloudflare down」「X not working」「ChatGPT down」といったハッシュタグやトレンドがすぐに立ち上がりました。
| チェック方法 | 検索キーワード例 | 何が分かるか |
|---|---|---|
| Xの検索バーで検索 | cloudflare 障害 / cloudflare down / chatgpt down など | 世界中で同じタイミングで報告が出ているかどうか |
| トレンド欄を確認 | 「Cloudflare」「ChatGPT」「X not working」などが急上昇 | 障害がかなり広範囲で注目されているかどうかの目安 |
| 公式アカウントを見る | @Cloudflare / @CloudflareStatus / @OpenAI など | 公式から障害情報や復旧報告が出ていないかを確認できる |
- SNSは「本当に自分だけなのか」を確かめるのに非常に便利
- 一方で、デマや憶測も流れやすいので、公式情報とセットで見る姿勢が大切
- 大規模障害時には、SNS自体も一時的に不安定になることがある点には注意
自分のサービスが影響を受けているかを確認する方法
ステータスページと自前監視の組み合わせ
Webサービス運営者にとっては、「Cloudflare障害が発生しているか」だけでなく、「自分のユーザーへの影響度」を知ることが重要です。Cloudflareの公式ステータスに加えて、自前の監視やログを確認することで、より具体的な状況を把握できます。
| 確認ポイント | 具体的な方法 | メリット |
|---|---|---|
| 外形監視（外部からの見え方） | 監視サービスや自前のスクリプトで、ユーザーと同じ経路から定期的にアクセス | ユーザー視点で「今どれくらい落ちているか」を把握できる |
| Cloudflareダッシュボード | エラー率・トラフィック量・レイテンシの急増をチェック | 自分のゾーン単位での影響度が分かる |
| アプリケーションログ | バックエンド側のエラーログを確認 | Cloudflareの手前で落ちているのか、アプリ側なのかを切り分けられる |
- Cloudflare障害とアプリケーション障害が同時に重なっていないかを切り分けることが重要
- ドメインによってCDNを分けておくと、影響の有無を比較しやすくなる
- 大規模障害時には、ユーザー向けステータスページやお知らせも早めに更新するのが望ましい
一般ユーザーでもできる「簡易リアルタイムチェック」
3つのステップで「自分だけか、世界的か」を見分ける
技術的なツールを使わなくても、次の3ステップを押さえておけば、「cloudflare 障害 発生状況」をざっくり把握することができます。
| ステップ | やること | 判断の目安 |
|---|---|---|
| 1. 複数サイトを試す | X、ChatGPT、ニュースサイト、動画サービスなどを開く | 複数が同時にエラー → インフラ側障害の可能性アップ |
| 2. Cloudflare Statusを確認 | 公式ステータスページにアクセスし、現在のインシデントを確認 | 「Investigating」「Major Outage」などが出ていれば、ほぼ確実にCloudflare側の問題 |
| 3. SNSで検索する | Xで「Cloudflare 障害」「chatgpt down」などを検索 | 世界中のユーザーから同様の報告があれば、大規模障害と判断してよい |
- この3ステップだけでも、「自分の回線の問題かどうか」をだいぶ切り分けられる
- 回線や端末の再起動は、「自分だけおかしい」ケースのときに試すのがおすすめ
- 大規模障害と分かったら、無理にいじらず復旧を待つほうが安全な場合が多い
