はじめに:お風呂リフォームが“補助金対象”になる理由
「古くなった浴室をリフォームしたいけど、費用が心配…」
そんな方に朗報です。
2025年も、国や自治体が実施する住宅省エネ補助金制度を活用すれば、
お風呂(浴室)のリフォーム費用を最大数十万円補助してもらえる可能性があります。
補助対象となるのは、
- 断熱性能の向上(浴槽・窓・床の断熱化)
- 省エネ設備導入(節湯シャワー・高断熱浴槽など)
- バリアフリー改修(手すり・段差解消など)
つまり、「快適で安全、かつ省エネなお風呂」を目指すリフォームが支援の対象になります。
お風呂リフォームで使える主な補助金制度【2025年版】
① 子育てエコホーム支援事業(国土交通省)
2024年に続き、2025年も実施予定の人気補助制度です。
省エネ・バリアフリー改修を行う全世帯が対象(特に子育て・若年世帯は優遇)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象工事 | 節湯水栓、高断熱浴槽、段差解消、手すり設置など |
| 補助額 | 1戸あたり 最大60万円(工事内容により加算) |
| 対象世帯 | 全世帯(子育て・若者夫婦世帯は上限UP) |
| 申請方法 | 登録リフォーム業者が代理申請 |
| 期間 | 2025年3月〜予算終了まで(早期終了の可能性あり) |
👉 お風呂だけのリフォームでも補助対象OK!
節湯水栓・高断熱浴槽を組み合わせると、最大約50,000円前後の補助が受けられる場合もあります。
② 住宅省エネ2025キャンペーン(3省連携)
国交省・経産省・環境省の3省合同で行われる補助金キャンペーン。
「窓」「断熱」「省エネ設備」のリフォームが支援対象です。
お風呂リフォームでは、以下のような改修が対象になります👇
| 対象設備 | 補助内容 |
|---|---|
| 高断熱浴槽 | 約24,000円/台 |
| 節湯水栓 | 約5,000円/台 |
| 浴室窓の断熱化(内窓・交換) | 最大84,000円/か所 |
| 浴室床・壁の断熱改修 | 面積に応じて加算補助 |
👉 さらに、同時に「給湯省エネ事業(エコキュート)」を利用すると、最大20万円の追加補助が受けられます。
③ 介護保険による住宅改修費補助(高齢者向け)
要介護・要支援認定を受けている方は、介護保険制度の住宅改修費補助を利用可能です。
| 対象工事 | 補助上限 | 自己負担 |
|---|---|---|
| 手すり設置・段差解消・浴槽交換・出入口拡張 | 20万円(1割〜3割負担) | 2〜6万円程度 |
👉 高齢者の入浴時の転倒リスクを減らすため、
バリアフリー改修(安全性向上)が目的なら幅広く対象になります。
④ 自治体独自の補助金制度
多くの市区町村でも、省エネ・バリアフリーリフォーム向けの補助金があります。
地域によって名称・金額・条件が異なるため、必ず公式サイトで確認しましょう。
【例:自治体別補助制度】
| 地域 | 補助制度名 | 内容 |
|---|---|---|
| 東京都 | ゼロエミ住宅推進事業 | 高断熱改修・省エネ設備導入に最大20万円 |
| 横浜市 | 住宅エコリフォーム補助 | 浴室の断熱・節水機器導入対象 |
| 名古屋市 | 住宅リフォーム助成制度 | 高齢者・省エネリフォームに最大10万円 |
| 大阪市 | 住宅改修助成 | バリアフリー改修に最大20万円 |
👉 国の補助金+自治体補助金を併用できるケースもあり、
合計で30〜50万円以上の補助になることもあります。
補助金を受けられるお風呂リフォーム工事の具体例
| 改修内容 | 補助対象 | 補助額(目安) |
|---|---|---|
| 高断熱浴槽への交換 | ◎ | 約24,000円 |
| 節湯型シャワー・水栓設置 | ◎ | 約5,000円 |
| 浴室の断熱改修(壁・床) | ◎ | 最大60,000円 |
| 浴室窓を断熱窓に交換 | ◎ | 最大84,000円 |
| 手すりの設置・段差解消 | ◎ | 最大20万円(介護保険) |
| 浴槽交換(バリアフリー対応) | ○ | 工法・条件により補助可 |
| 換気扇・照明交換のみ | × | 補助対象外(省エネ性能向上が条件) |
補助金申請の流れ(スムーズに進めるポイント)
1️⃣ 補助金対応の登録業者を選ぶ
→ 国の「登録事業者制度(SII登録)」に対応しているか確認。
2️⃣ 現地調査・見積もりを依頼
→ 見積書に「補助金対象工事」と明記してもらう。
3️⃣ 施工業者が代理申請(個人申請は不可)
→ 契約後、業者がオンラインで申請手続きを代行。
4️⃣ 交付決定・工事実施・完了報告
→ 工事完了後に補助金が施工業者を通じて支給されます。
💡 申請時期が遅いと予算が終了するため、早めの相談が重要です。
お風呂リフォーム費用と補助金活用後の実質負担
| 工事内容 | 通常費用 | 補助金適用後の目安 |
|---|---|---|
| ユニットバス交換(一般) | 約80〜150万円 | 約60〜130万円 |
| 高断熱浴槽+節湯水栓+断熱窓 | 約120〜180万円 | 約90〜150万円 |
| バリアフリー浴室改修 | 約100〜200万円 | 約70〜160万円 |
👉 補助金を組み合わせることで、最大30万円以上お得になるケースも!
お得にお風呂リフォームするためのコツ
✅ 補助金対応の施工業者を選ぶ
→ 「登録事業者」であることが必須条件。
✅ 他のリフォームと同時に行う
→ 断熱窓・給湯器交換などとセットで補助額アップ。
✅ 省エネ・バリアフリー工事を組み合わせる
→ 節湯+断熱+手すり設置で補助対象を拡大。
✅ 早めに申請する
→ 人気制度は毎年早期に予算上限に達します。
まとめ:補助金を活用して“快適・省エネ・安全”なお風呂に!
お風呂リフォームは、快適性と安全性を同時に向上できる住まい改善工事です。
さらに、2025年も継続される国の省エネ・バリアフリー補助金制度を活用すれば、
費用を抑えながら最新の浴室にリニューアルできます。
補助金申請には条件がありますが、
登録施工業者に依頼すれば手続きもスムーズ。
今こそ、お得に快適なお風呂リフォームを実現しましょう。

