確定申告をe-Taxでやる方法(初心者向け):スマホだけで迷子にならない手順
「確定申告って、難しい人がやるやつでしょ…」と思ってたのに、副業の収入や医療費、ふるさと納税で急に自分ごとになる瞬間、あります。
しかも“e-Taxならラク”と言われても、最初のログインでつまずくと一気に心が折れがち。夜中にレシートの山を見て現実逃避、あるあるです。
この記事は今日(2026-02-22)時点の案内に沿って、初心者が最短で終わらせるための「準備→入力→送信→確認」までを一本にまとめます。
まず最初に:あなたは確定申告が必要?“やりがち誤解”を先に潰す
ここで多い誤解が2つあります。
誤解1:「会社員は確定申告しない」→実際は、医療費控除・寄附金控除(ふるさと納税)・副業・住宅ローン初年度などで“する側”になります。
誤解2:「ワンストップ特例やったから絶対OK」→申告が必要な状況(副業や医療費控除など)が一つでもあると、ワンストップが無効になりやすく、申告にまとめることが多いです。
実際どうする人が多いかというと、「自分が対象か不安」→「とりあえず作成コーナーを開いて、入力を進めてみる」→「必要なら提出」になりがち。作成コーナーは途中保存できるので、“判定を入力でやる”のが現実的です。
| よくある状況 | 申告が関係しやすい理由 | 初心者の最短アクション |
|---|---|---|
| 副業の収入がある | 所得の種類・金額で申告が必要になる場合 | 源泉徴収票+副業の売上/経費を集める |
| 医療費が多い年 | 医療費控除で還付の可能性 | 医療費通知・領収書・交通費メモをまとめる |
| ふるさと納税を複数自治体 | 寄附金控除(ワンストップ以外)で申告するケース | 寄附金受領証明書(または電子データ)を準備 |
| 住宅ローン控除の初年度 | 初年度は確定申告が基本 | 残高証明・登記事項などの書類を確認 |
- 「会社員=不要」と決めつけると損しやすい
- 迷ったら“作成コーナーで入力しながら判定”が現実的
- 必要書類が揃うと、作業の8割は終わったも同然
e-Taxで送る方法は主に3つ:おすすめは「マイナンバーカード×スマホ読取」
初心者が一番迷うのがここ。「ログイン方法が多すぎる問題」です。結論、今の主流はマイナンバーカードをスマホで読み取って送信です(ICカードリーダーが無くても進めやすい)。
ただし、あなたの状況で最適解は変わります。例えば、マイナンバーカードの暗証番号(数字4桁・英数6〜16文字)を忘れている人は、ここで止まりがち。忘れているなら先に再設定したほうが、深夜の発狂を防げます。
3方式の違いを“機材と詰まりポイント”で整理
| 方式 | 必要なもの | 強い点 | 初心者の詰まりポイント |
|---|---|---|---|
| マイナンバーカード+スマホ読取(推し) | マイナンバーカード/対応スマホ/マイナポータルアプリ | 機材が少なく、スマホで完結しやすい | 暗証番号忘れ、スマホが非対応 |
| マイナンバーカード+ICカードリーダー | カード/リーダー/PC | PC入力が楽、画面が大きい | ドライバや接続、読み取り不安定 |
| ID・パスワード方式 | 事前に税務署で発行されたID等 | カードが無くても進められる場面がある | 発行が間に合わない、利用範囲の違いで混乱 |
- 迷ったら「マイナンバーカード+スマホ読取」が手戻り少なめ
- 暗証番号を忘れているなら、入力前に再設定が最短
- 方式の違いは“機材”と“詰まりポイント”で選ぶとラク
事前準備:初心者が“途中で止まる原因”はだいたいここ
e-Taxは入力そのものより、事前準備で詰まる人が多いです。特に「暗証番号」「書類の所在」「連携の設定」。
よくあるシーンは、源泉徴収票を探して引き出しを全開にし、なぜか古い年金のハガキだけ出てくるやつ。あれ、心が削れます。
最低限これだけ揃える(最小セット)
会社員中心:源泉徴収票、控除証明(保険料・寄附金など)、本人確認(マイナンバーカード)
副業あり:売上の合計、必要経費の合計、入出金の根拠(口座や明細)
医療費控除:医療費通知(あれば)、領収書、通院交通費のメモ
マイナポータル連携(自動入力)は“便利だけど最初だけ段取りが要る”
マイナポータル連携は、保険料控除や寄附金などのデータを取り込みやすくしてくれる仕組みです。「入力が減る」一方で、最初に連携の許可やアプリ操作が必要で、ここで面倒くささがピークに来ます。
現実寄りのコツは、最初から全部連携しようとしないこと。まずは源泉徴収票の入力と、確実に取り込みたいもの(ふるさと納税や保険料など)だけに絞ると、完走率が上がります。
- 初心者の停止ポイントは「暗証番号」「書類の所在」「連携設定」
- 最小セット(源泉徴収票+控除証明+本人確認)だけ先に揃える
- 連携は“全部盛り”より、効果が大きい項目からでOK
作成コーナーでの入力:順番は「収入→控除→還付/納付→送信」でOK
入力は、上から順に案内されます。怖がる必要はありません。ただし、初心者がやりがちなミスがあるので、そこだけ先に釘を刺します。
初心者がやりがちなミス3つ
ミス1:源泉徴収票の数字を“手取り”で入れる → 入れるのは支払金額や源泉徴収税額など、票に書いてある数字です。
ミス2:控除を「たぶんこれだよね」で選ぶ → 医療費控除とセルフメディケーション税制のように、同時に使えないものもあります。
ミス3:途中でブラウザを閉じて消える → 保存(データ保存)を挟むだけで救われます。ここ、地味に重要。
送信前の最終チェック(ここだけ丁寧に)
送信直前は「見直し画面」で、名前・住所・口座・控除額・還付/納付額を確認します。特に還付口座の入力ミスは“戻ってくるのが遅くなる”ので、初心者ほど慎重に。
- 入力順は「収入→控除→還付/納付→送信」で迷いにくい
- 手取り入力・控除の選び間違い・未保存の3点が初心者の罠
- 送信前は口座と金額を最優先でチェック
送信後にやること:受信通知と納付・還付の確認で“完了”にする
e-Taxは送った瞬間に終わり…ではありません。送信後に「受信通知(受け取ったよ)」が出て、さらに処理状況が動きます。
ここでの現実あるあるは、「送ったのに不安で、同じ内容をもう一回送ろうとする」こと。気持ちは分かりますが、まずはメッセージボックスで受信通知を確認するのが先です。
納付の人:支払い方法は“早めに決め打ち”が安心
クレジット、振替、ネットバンキングなど複数あります。締切日に迷うと詰みやすいので、先に「自分はこれで払う」を決めておくのが強いです。
還付の人:待つ間にやるべきは“控えの保存”
申告書の控え(PDF)と受信通知は、あとで必要になることがあります。スマホ内だけだと迷子になりやすいので、クラウドやPCにまとめて保存すると安心です。
| あなたの結果 | やること | 初心者が不安になりやすい点 | 対策 |
|---|---|---|---|
| 還付(戻る) | 受信通知確認→控え保存→入金待ち | 「いつ入るの?」 | 口座ミスを防ぎ、控えを確保して落ち着く |
| 納付(払う) | 受信通知確認→納付方法で支払い | 「送信したから終わり?」 | 納付は別アクションと理解して先に決める |
- 送信後は「受信通知の確認」がまずゴール
- 納付は支払い方法までセットで完了。締切日に迷わない
- 控え(PDF)と受信通知を保存すると、後から困りにくい

