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確定申告は副業の「所得」いくらから必要?20万円ルールの本当のところと例外

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確定申告は副業の「所得」いくらから必要?20万円ルールの本当のところと例外

副業を始めた人が一度はぶつかる壁が「結局、いくら稼いだら申告いるの?」問題です。しかも「20万円って聞いたけど、収入?利益?どっち?」で混乱しがち。2026-02-16時点の整理として、所得の考え方、必要になるケース、そして“会社にバレる不安”まで、判断しやすい形でまとめます。

先に結論の骨格。給与所得者(会社員など)で、給与以外の所得の合計が20万円以下なら、一定の条件下で所得税の確定申告が不要になる扱いがあります。一方で、住民税の申告は別だったり、そもそも条件に当てはまらない人もいるので、ここを丁寧に分けます。

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1. 「20万円」は収入じゃない。副業の“所得”=売上−経費(ここが9割の混乱)

よくある勘違いにツッコミを入れるなら、「副業で20万円売ったから申告!」は早とちりです。基準で見られるのは、だいたい所得(利益)側。つまり、

  • 収入(売上):入ってきたお金の合計
  • 経費:副業のために使った費用(合理的に説明できるもの)
  • 所得:収入 − 経費

たとえば、副業の売上が30万円でも、経費が12万円なら所得は18万円。こういうとき、所得税の確定申告が不要になる可能性が出てきます(ただし条件あり)。

ケース 副業の収入 副業の経費 副業の所得 所得税の確定申告(目安)
例A(材料費が少ない) 25万円 3万円 22万円 必要になりやすい
例B(道具・外注がある) 30万円 12万円 18万円 不要になる可能性(条件次第)
例C(ほぼ経費なし) 19万円 0万円 19万円 不要になる可能性(条件次第)
  • ここだけ覚えればOK:「20万円」は収入じゃなく所得(利益)側で見る
  • 判断の目安:迷ったら、まず“収入−経費=所得”を紙に書いて出す
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2. 会社員の基本ルール:給与以外の所得が20万円以下なら申告不要…ただし条件がある

国税庁の案内(給与所得者で確定申告が必要な人)では、一定の場合に「各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く。)の合計額が20万円以下」などの条件で申告不要となる扱いが示されています。ここがいわゆる“20万円ルール”の根っこです。

ただし、ここで現実に多い落とし穴が2つあります。

落とし穴1:そもそも年末調整されていない・できていない

本業が年末調整されていない(途中入社で未実施、複数給与など)場合は、20万円以前に申告が必要になるケースが出ます。

落とし穴2:副業以外にも“給与以外の所得”がある

副業だけじゃなく、配当、原稿料、フリマの利益、暗号資産などが混ざると「給与以外の所得の合計」が20万円を超えることがあります。自分では副業だけのつもりでも、税務上は合算になることがあるので注意です。

  • ここだけ覚えればOK:20万円ルールは“会社員の一部条件”で成立する
  • 判断の目安:副業以外の所得も含めて「給与以外の所得合計」を確認する
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3. 20万円以下でも「申告が必要」になりうる代表例(ここが一番ややこしい)

ここで現実に多いのが、「20万円以下だから何もしなくてOKでしょ?」と全部止めてしまうケース。所得税の申告が不要でも、状況によっては申告した方が得だったり、別の手続きが必要だったりします。

状況 20万円以下でも起きること なぜ? 現実的な動き
医療費控除や寄附金控除などで還付を狙う 確定申告をすることになる 年末調整では完結しない控除がある 副業分も含めて一緒に申告する
住民税の申告 所得税の申告不要でも別途必要になることがある 住民税は別制度で扱いが異なる 自治体の案内に従って手続きする
副業が事業所得として扱われる可能性 帳簿や証拠の整備が重要になる 継続性・営利性などで判断される 取引記録と経費根拠を残す
本業の給与側に事情(年末調整未実施等) 20万円ルールの前に申告が必要になる 給与所得者の例外に該当しうる 給与の状況から先に確認する

なお、「20万円以下なら原則申告不要。ただし住民税の申告は必要」といった注意喚起は、会計サービス系の解説でも繰り返し触れられています。迷ったら、最終的には国税(所得税)と自治体(住民税)を分けて確認するのが安全です。

  • ここだけ覚えればOK:所得税が不要でも、住民税や還付目的で動く場面がある
  • 判断の目安:「得する可能性がある控除があるなら、申告した方がラク」な年もある
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4. 「会社にバレる?」が怖い人へ:バレやすいのは税金の“計算”より“納め方”

副業の確定申告でよくあるリアルな不安がこれ。「会社に知られたくない」。この話、煽らずに言うと、会社に伝わるきっかけになりやすいのは、住民税の徴収のされ方です。

副業分の住民税が本業の給与天引き(特別徴収)に上乗せされる形になると、会社側が「住民税が増えてる…?」となる可能性が出ます。一方で、住民税を自分で納める(普通徴収)扱いにするなど、状況によって取り扱いが分かれます。ここは自治体や申告内容で変わりうるので、最終判断は手続き画面や自治体案内に従うのが安全です。

  • ここだけ覚えればOK:副業が伝わりやすい原因は、住民税の“納め方”に出やすい
  • 判断の目安:不安が強い人ほど、住民税の扱いを先に確認しておくと落ち着く
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5. 迷ったときの最短ルート:自分が「申告必要か」を3問で切り分け

最後に、判断疲れした人向けの“3問フィルター”。これでだいたい方向性が見えます。

質問 YESなら NOなら
本業は年末調整されている? 次の質問へ 申告が必要になる可能性が高いので要確認
給与以外の所得(副業など)の合計は20万円を超える? 申告が必要になりやすい 申告不要になる可能性(ただし例外確認)
還付を受けたい控除(医療費控除など)がある? 申告した方が得なことがある 住民税の申告要否を自治体で確認
  • ここだけ覚えればOK:年末調整/20万円(所得)/還付控除、この3つで大枠が決まる
  • 判断の目安:少しでも不安なら“所得を計算→条件を確認”の順で進めると迷いにくい
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