略奪奪婚の意味・元ネタ・使い方:この“強い言葉”、結局なに?
「略奪婚は知ってる。でも“略奪奪婚”って何?二回奪うの?噛みそう…」――SNSや番宣で目にして、言葉だけ先に刺さった人、わりと多いはず。
この記事は2026-01-06時点で、「略奪奪婚」の意味(どこまでが本来の意味か)と元ネタ、そして“変に角が立たない”使い方をまとめます。
結論から言うと、これは法律用語でも一般常識の熟語でもなく、作品タイトル由来の造語として理解すると迷いません。
結論:略奪奪婚は「略奪された側が奪い返す」ニュアンスを含む造語
「略奪奪婚(りゃくだつだつこん)」は、一般に辞書に載っている固定概念というより、マンガ/ドラマ作品のタイトルとして広まった言い方です。
言葉の見た目がややこしいのは、「略奪婚(誰かの配偶者・恋人を奪って結婚する)」という既存の俗語に、さらに「奪(だつ)」がもう一個くっついているから。作品のあらすじ的には、奪われた側が奪い返そうとする(復讐・奪還)という展開が含まれます。テレ東の公式あらすじでも、妻が夫を“奪われた”ことを起点に、そこから物語が動く構造が示されています。
なので、ネットで「略奪奪婚」という言葉を見たら、だいたい2通りです。
①作品名(ドラマ・原作マンガ)の固有名詞
②“昼ドラ級のドロドロ”をまとめて呼ぶ比喩
逆に、日常会話で誰かの実名にくっつけて断定的に使うのは危険。後半で“安全な使い方”を具体例つきで整理します。
- 略奪奪婚=造語(作品タイトル由来)として理解が早い
- ニュアンスは「奪う→奪い返す」(復讐・奪還の匂い)
- 実名に断定で貼るのはNG寄り:トラブルになりやすい
元ネタ:電子コミック→ドラマ化で一気に拡散
「元ネタどこ?」の答えは、ぶんか社系の原作マンガ(電子配信)と、それを原作にしたテレビ東京のドラマです。
原作として流通しているのは『略奪奪婚 ~デキた女が選ばれる~』で、電子書籍ストアの作品説明でも、夫を“略奪されて離婚した妻”が、そこから復讐を決意していく筋が紹介されています。
そしてドラマ版『略奪奪婚』は、テレ東のドラマ枠で2026年1月6日スタートとして案内されています。公式サイトのあらすじも同様に、妻の前に“夫の子を身ごもった不倫相手”が現れるところから始まると説明されています。
ここが現実あるあるポイントなんですが、作品タイトルって「検索される強さ」が命です。普通の恋愛ドラマ名より、強い言葉ほど目を止める。結果、言葉だけが先に一人歩きしやすい。まさにそれが今の「略奪奪婚」です。ORICONのドラマ情報でもタイトルと作品概要が大きく扱われています。
| ルート | 何が起きた? | 「略奪奪婚」という言葉の広まり方 |
|---|---|---|
| 電子コミック | 原作『略奪奪婚 ~デキた女が選ばれる~』が配信 | 読者のレビュー・まとめで“強い言葉”として浸透 |
| ドラマ化 | テレ東で2026年1月6日スタート | 番宣・SNSハッシュタグで一気に露出が増える |
| ネットの比喩化 | 固有名詞から「ドロドロ展開」の比喩へ | 「〇〇みたい」「案件」など雑に使われ始める(後述) |
- 元ネタは原作マンガ+ドラマ化
- ドラマは2026年1月6日開始:番宣で言葉が拡散しやすい
- タイトルの強さ=検索の強さ:言葉だけが独り歩きしやすい
意味を分解:「略奪婚」と何が違う?(法律用語ではない点が重要)
ここ、混乱ポイントなのでスパッと整理します。
略奪婚は、一般に「配偶者や恋人のいる相手と関係を持ち、相手を別れさせて結婚する」意味で説明される俗語です。法律事務所の解説でも、そのような定義で説明されています。
一方で略奪奪婚は、上で見た通り「略奪された(奪われた)側が、さらに奪い返す」復讐・奪還の物語構造を含む、タイトル的ワード。テレ東公式のあらすじは“奪われた”ところから開幕することを示しています。
つまり、用語としての立ち位置が違います。
・略奪婚=一般に使われることがある俗語(ただし断罪語になりやすい)
・略奪奪婚=作品名(固有名詞)+その作品的展開を指すネット比喩
そして大事な注意点。どちらも“法律用語”ではありません。慰謝料請求などの話は別の法的枠組み(不貞行為など)で整理されます。だから「略奪婚って違法?」と聞かれたときは、言葉の印象だけで答えると事故ります。
- 略奪婚=俗語としての説明がある
- 略奪奪婚=作品名由来で“奪い返し”の匂い
- どちらも法律用語ではない:印象だけで断定しない
使い方:SNS・会話で“ちょうどいい距離感”はここ
「使い方」って言われると、つい例文が欲しくなりますよね。ここでは、実際に使われがちな形を“安全度”つきで並べます。
安全寄り:作品の話として使う(固有名詞扱い)
・「『略奪奪婚』、タイトル強いけどあらすじ読むと復讐ものっぽい」
・「今日から放送なんだ、気になる(1/6スタート)」
まあまあ:比喩として使う(断定しない)
・「その展開、略奪奪婚みたいで胃がキュッとなる」
・「昼ドラ的ドロドロ=略奪奪婚案件(※冗談っぽく)」
危険:実在の人物に貼って断定する
・「〇〇って略奪奪婚だよね(証拠なし)」
・「略奪奪婚した女は~」
こういう使い方は、名誉毀損・侮辱・プライバシー侵害に寄りやすい上に、たいてい当事者関係の情報が不確かです。ネットの“正義ごっこ”に巻き込まれたくないなら、断定語を避けるのが得。
| 言い方 | 意図 | おすすめ度 | 一言アドバイス |
|---|---|---|---|
| 「『略奪奪婚』ってドラマのタイトル」 | 固有名詞として説明 | 高 | まずはこれ。会話が事故りにくい |
| 「略奪奪婚みたいな展開」 | 比喩でドロドロ感を表現 | 中 | 相手が作品を知らないと伝わらないので補足する |
| 「〇〇は略奪奪婚だ」 | 実在人物への断定ラベル | 低 | 証拠が弱いほど危険。やめておくのが無難 |
- いちばん安全なのは作品名として使う
- 比喩で使うなら“断定しない”:みたい/っぽい/案件 が便利
- 実在人物へのラベリングは避ける:炎上の呼び水になりやすい


