ふたご座流星群2025の見頃・時間・方角まとめ【いつ・どこを見ればいい?】
この記事では、2025-11-30時点で公開されている天文情報をもとに、ふたご座流星群2025の見頃の時間帯や方角、観測のコツをわかりやすく解説します。極大予想時刻や月明かりの条件を踏まえ、「いつ外に出て、どこを見上げればよいか」を具体的に整理しました。
ふたご座流星群2025の基本情報
2025年の極大日はいつ?活動期間と特徴
ふたご座流星群は三大流星群のひとつで、毎年安定して多くの流れ星が見られる流星群です。2025年は以下のような条件が予想されています(国立天文台や各種天文サイトの予報を参考)。
- 活動期間:おおよそ12月4日〜20日ごろ
- 極大時刻(ピーク):12月14日(日)17時ごろ(日本時間)予想
- 見頃の夜:12月13日夜〜14日明け方、および14日夜〜15日明け方
- 予想流星数:空の暗い場所で条件が良ければ、最大で1時間あたり50個前後が期待できる年とされています。
- 月の状態:未明に細めの月が昇るものの、月明かりの影響は比較的小さい「好条件」の年とされています。
ふたご座流星群はピークの山がなだらかで、13日夜〜15日明け方のうちどの時間帯でも比較的多くの流星が出やすいのが特徴です。
2025年 見頃の時間帯早見表
| 日時 | 放射点の高さ | おすすめ時間帯 | 目安の流星数(空の暗い場所) |
|---|---|---|---|
| 12/13(土)夜〜14(日)明け方 | 深夜〜未明に高い | 23時〜翌3時ごろ | 1時間あたり40〜45個前後の可能性 |
| 12/14(日)夜〜15(月)明け方(極大夜) | 23時〜翌2時ごろに最も高い | 23時〜翌2時ごろが最も見頃 | 1時間あたり50個前後の流星が期待される好条件 |
| 12/15(月)夜〜16(火)明け方 | やや減少しつつも高い | 23時〜翌2時ごろ | ピークより少ないが、まだ比較的多くの流星が期待 |
この章の要点
- 2025年の極大は12月14日17時ごろと予想され、14日夜〜15日明け方が最も狙い目です。
- 前夜の13日夜〜14日明け方も十分チャンスがあり、週末と重なるため実質「本番」はこの二夜と考えてOKです。
- 月明かりの影響は小さく、天気さえ良ければここ数年でもかなり良い条件の年になる見込みです。
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どの方角を見ればいい?方角と視線の置き方
「ふたご座」の方向と放射点
ふたご座流星群は、その名の通り「ふたご座」付近(カストル付近)に放射点があります。とはいえ、流星は空のあらゆる方向に飛ぶので、「放射点だけ」を凝視する必要はありません。
- 方角の目安:日本では、20〜21時ごろに東の空からふたご座が昇り、深夜〜未明にかけて天頂付近まで高く昇ります。
- おすすめの見方:
・東〜南東方向を中心に、空全体が見渡せるように寝転ぶ/イスにもたれて広く見る。
・ビルや木などの遮るものが少ない場所を選ぶ。 - 北や西を見ていてもOK:放射点を中心に全方位へ流れるため、空が暗く広く見渡せる方向なら基本どこを見ても流星は飛び込みます。
方角別・見やすさのイメージ
| 方角 | 見やすさの目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 東〜南東 | ◎(特に21時〜0時ごろ) | ふたご座が昇り始めてくる方向。放射点近くの明るい流星が増えやすい時間帯。 |
| 天頂付近 | ◎(0〜3時ごろ) | 放射点が高くなり、空全体にまんべんなく流星が流れる時間帯。寝転んで広く見るのがおすすめ。 |
| 北・西側 | ○ | 放射点から離れていても流星は飛んでくる。街明かりが少ない側を優先。 |
この章の要点
- 「必ずここを見なければいけない」という方角はなく、街明かりの少ない方向へ広く視野を取るのがコツです。
- 21時ごろから東の空、深夜〜未明にはほぼ頭上付近まで放射点が昇ります。
- ビルや木が少なく、空が大きく開けた場所を選ぶだけでも見える数は大きく変わります。
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快適に観測するための準備と注意点
持ち物と防寒対策
- 防寒着:真冬の深夜〜未明は真剣に冷えます。ダウンジャケット、手袋、ニット帽、カイロなどを用意。
- レジャーシート・アウトドアチェア:空を長時間見上げるには、寝転ぶかリクライニングできるイスがあると快適。
- 飲み物・軽食:温かい飲み物は体温維持にも役立つので、保温ボトルに入れて持参。
- ライト:足元確認用に懐中電灯かヘッドライトを。星をよく見るには赤色ライトが望ましい。
観測マナー・安全面
- 私有地や立入禁止エリアには入らない。
- 車で移動する場合は、路上駐車をしない・住宅地で騒がない。
- できるだけ複数人で行動し、人気のない場所に一人で長時間いるのは避ける。
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