プロ野球ベストナイン2025の発表・受賞選手一覧と予想の振り返り
プロ野球シーズンの締めくくりといえば、タイトル・表彰ラッシュの中でも特に注目度が高いのが「ベストナイン」です。2025年もセ・パ両リーグでスター選手たちが選出され、大きな話題になっています。
この記事では、2025年度プロ野球ベストナインの正式な受賞選手一覧と、シーズン中に語られていた「予想」との差、データ面から見た評価までをまとめて解説します。
内容は2025-11-25時点で公表されている情報を基準にしており、今後追加の表彰や球団発表などで細部が変わる可能性がある点も踏まえてチェックしてみてください。
2025年度ベストナインとは?選出ルールの整理
投票方式とポジションごとの選出枠
ベストナイン賞は、ペナントレースで活躍した「ベストメンバー」を、プロ野球担当記者の投票によって選出する賞です。各ポジション1名、外野手は3名、パ・リーグのみ指名打者部門が設けられています。
ゴールデン・グラブ賞が守備の評価寄りであるのに対し、ベストナインは打撃成績やチームへの貢献度を重視しつつ、ポジション別に総合力の高い選手が選ばれるイメージです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象リーグ | セントラル・リーグ/パシフィック・リーグ |
| 選出方法 | プロ野球担当記者による投票制 |
| ポジション | 投手、捕手、内野4ポジション、外野3枠、パのみDH |
| 評価の中心 | 打撃成績+チームへの貢献度(守備も含む総合評価) |
| 発表時期 | シーズン終了後の11月下旬に公式発表 |
- ベストナインは「その年のベストメンバー」を決める記者投票の個人賞。
- 外野3枠+パ・リーグのみ指名打者と、守備位置に応じて人数が決まっている。
- 発表は例年11月下旬で、シーズン総決算として大きなニュースになる。
2025年度ベストナイン受賞選手一覧
セ・リーグ:阪神勢中心のラインナップ
2025年のセ・リーグは、阪神の選手が多数のポジションで選出されました。投手の村上頌樹、捕手の坂本誠志郎、一塁手の大山悠輔、二塁手の中野拓夢、三塁手の佐藤輝明、外野手の森下翔太&近本光司と、打線の中心がずらりと名を連ねる結果です。
遊撃手には巨人の泉口友汰、外野には中日の岡林勇希が選ばれ、阪神以外からも若手~中堅の活躍が評価されています。
パ・リーグ:ソフトバンク&楽天勢の台頭
パ・リーグでは、ソフトバンクのモイネロ(投手)、牧原大成(二塁)、柳町達(外野)、周東佑京(外野)、オリックスの若月健矢(捕手)・中川圭太(外野)、西武のタイラー・ネビン(内野)、楽天の村林一輝(三塁)・宗山塁(遊撃)、日本ハムのフランミル・レイエス(指名打者)と、各球団から主力級が選ばれました。
多くが「初受賞」となっているのも2025年の特徴で、新しい世代のスターが一気に顔をそろえた印象です。
| リーグ | ポジション | 選手名 | 球団 | 受賞回数の目安 |
|---|---|---|---|---|
| セ | 投手 | 村上頌樹 | 阪神 | 初受賞 |
| セ | 捕手 | 坂本誠志郎 | 阪神 | 初受賞 |
| セ | 三塁手 | 佐藤輝明 | 阪神 | 初受賞 |
| セ | 外野手 | 近本光司 | 阪神 | 5年連続5回目 |
| パ | 投手 | リバン・モイネロ | ソフトバンク | 初受賞 |
| パ | 捕手 | 若月健矢 | オリックス | 初受賞 |
| パ | 三塁手 | 村林一輝 | 楽天 | 初受賞 |
| パ | 指名打者 | フランミル・レイエス | 日本ハム | 2年連続2回目 |
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- セは阪神勢が多数選出され、「阪神中心」のベストナインに。
- パはソフトバンク・オリックス・楽天・日本ハムなど複数球団から初受賞が相次いだ。
- 若手・中堅の躍進が目立つ2025年らしいメンバー構成になっている。
事前予想との答え合わせと「サプライズ受賞」
ファン投票・データ派の予想との違い
シーズン終盤には、ゲーム系メディアやデータサイト、ファンアンケートなどでベストナイン予想が多く出ていました。特に二塁手や外野手では複数候補が挙がっており、阪神・中野拓夢や中日の岡林勇希などが「有力候補」とされていたケースが多かったようです。
実際の受賞結果を見ると、「守備データでは別候補が上」というポジションもあり、打撃実績やチーム順位への影響がより重く見られたことがうかがえます。
サプライズと感じられたポイント
セでは泉口友汰(巨人)の遊撃手受賞、パでは村林一輝&宗山塁(楽天)の内野コンビなど、「一気にスター階段を駆け上がった」印象の初受賞が話題になりました。
一方、通算実績のあるベテランが落選したポジションもあり、「世代交代」が改めて意識される結果でもあります。
- データ派の予想と違ったポジションは「打撃+チーム成績」への評価がより強く出た印象。
- 楽天内野コンビや泉口らの初受賞は「サプライズ兼納得」の声が多い。
- ベテラン勢の落選は世代交代の象徴として語られている。
2025シーズンの振り返りと来季ベストナイン候補
守備賞・データ系アワードとのあわせ見
守備に特化した「フィールディング・アワード」など、データを用いた表彰とベストナインを見比べると、「守備評価は別の選手だが、攻守トータルでは受賞者が上」といったパターンも見えてきます。データアワードと併せてチェックすると、ポジションごとの評価軸を立体的に理解しやすくなります。
来季のベストナイン候補を予想する際は、「今年データで光っていたが、票が割れて受賞を逃した選手」を押さえておくと面白いでしょう。
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- データ系の守備賞とベストナインを見比べると、各ポジションの「評価軸」の違いが分かる。
- 今年票が割れて落選した選手は、来季の「台頭候補」として要チェック。
- 成績だけでなくチーム状況も含めて見ると、受賞の妥当性をより深く楽しめる。
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