最大震度5強の地震はどこでいつ発生?震源地・被害状況・今後の注意点まとめ
2025-11-25現在、熊本県阿蘇地方で発生した最大震度5強の地震について、「どこでいつ起きたのか」「被害はどうなっているのか」を整理しておきたい人も多いはずです。本記事では速報レベルの情報を基準に、震源地や各地の揺れ、ライフラインへの影響、今後の注意点を分かりやすく解説します。最新の公式発表を確認しつつ、日常生活の中で取れる備えもセットで見直していきましょう。
今回の地震はどこでいつ起きた?基本情報
2025年11月25日18時01分ごろ、熊本県阿蘇地方を震源とする最大震度5強の地震が発生しました。マグニチュードは5.7前後、震源の深さは約10kmと推定されています。
最大震度5強は熊本県産山村で観測され、熊本県阿蘇市や大分県竹田市などで震度5弱、周辺の熊本県内で震度4〜3、九州北部や四国の一部でも震度3程度の揺れが報告されています。
| 項目 | 内容(速報ベース) |
|---|---|
| 発生日時 | 2025年11月25日18時01分ごろ |
| 震源地 | 熊本県阿蘇地方 |
| 最大震度 | 震度5強(熊本県産山村) |
| マグニチュード | 5.7前後(速報値) |
| 震源の深さ | 約10km |
| 津波の有無 | 津波の心配なしと発表 |
- 発生は2025年11月25日18時01分ごろ。
- 震源地は熊本県阿蘇地方、最大震度は5強。
- マグニチュード5.7前後・深さ約10kmの内陸型地震とみられる。
- 津波の心配はないと発表されている。
震源地周辺と各地の揺れの大きさ
震度5強を観測したのは熊本県産山村で、阿蘇市や大分県竹田市で震度5弱を観測しました。熊本県内では南小国町、高森町、南阿蘇村、西原村、菊池市などで震度4が報告されています。
さらに、福岡県や佐賀県、大分県、愛媛県など広い範囲で震度3が観測されており、九州北部一帯で「長く揺れを感じた」という声も出ています。震源が浅く、揺れが広範囲に伝わった可能性があります。
主な地域ごとの震度の目安
| 震度 | 主な地域 | 体感の目安 |
|---|---|---|
| 5強 | 熊本県産山村 | 多くの人が立っていられず、固定していない家具が大きく動く。 |
| 5弱 | 熊本県阿蘇市、大分県竹田市 など | 棚の物が落ちることがあり、古い建物では壁のひび割れなども起こり得る。 |
| 4 | 南小国町、高森町、南阿蘇村、西原村、菊池市 など | 多くの人が驚いて身構えるレベルの揺れ。 |
| 3 | 福岡県・佐賀県・大分県・愛媛県など広域 | 室内にいるほとんどの人が揺れに気づく。 |
- もっとも強い揺れは熊本県産山村(震度5強)で観測。
- 阿蘇市や竹田市では震度5弱と、非常に強い揺れを感じた可能性。
- 九州北部〜四国の一部でも震度3程度の揺れが広く観測された。
現在わかっている主な被害状況
阿蘇広域消防などの情報によると、産山村周辺の県道で落石が発生し、一部区間が片側交互通行となっている箇所があります。現時点では大きな建物倒壊や多数の怪我人といった情報は入っておらず、けが人の有無については引き続き確認が進められています。
熊本県は災害警戒本部を設置し、自治体や消防・警察などと連携して情報収集を続けています。被害が軽微に見える場合でも、夜間や雨天時には土砂災害のリスクが高まる可能性があるため、最新情報の確認が重要です。
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- 産山村周辺の道路で落石が確認され、一部で通行規制。
- 現時点では大規模な倒壊・大きな人的被害は報告されていない模様(今後の情報更新に注意)。
- 県・自治体が災害警戒本部を設置し、被害情報を収集中。
交通・ライフラインへの影響
JR九州は、地震発生後に路線の点検を行っていますが、速報レベルでは脱線や長時間の運転見合わせといった大きな影響は報告されていません。熊本空港発着便についても、現時点では大規模な欠航や混乱は出ていないとされています。
高速道路についても、ネクスコ西日本による目視・パトロール点検の結果、これまでに大きな異常は確認されていないとの情報があります。ただし、今後の余震や雨の影響で路面やのり面が緩む可能性もあるため、車での移動時には最新の交通情報を確認してください。
| カテゴリ | 現時点の状況の目安 | チェックすべき情報 |
|---|---|---|
| 鉄道 | 大きな脱線・長期運休の情報はなし | 各鉄道会社の運行情報、振替輸送の有無 |
| 空の便 | 熊本空港で大規模な欠航情報は限定的 | 空港・航空会社の公式サイトやアプリ |
| 高速道路 | 大きな損傷は確認されていないとの情報 | 高速道路会社のリアルタイム交通情報 |
| 電気・ガス・水道 | 広域停電などの情報は限定的(局所的な障害は要確認) | 電力・ガス・水道各社や自治体の発表 |
- 現時点では広域的な交通マヒは確認されていないとされる。
- 今後の余震や設備点検の結果、ダイヤの乱れや規制が出る可能性がある。
- 移動前には必ず公式の運行情報・交通情報をチェックすることが重要。
今後の余震と日常生活での注意点
震度5強クラスの地震のあと数日は、規模の小さい余震が続く可能性があります。特に震源に近い地域では、同程度の揺れとなる地震が発生する可能性も完全には否定できないため、家具の固定や避難経路の確認など、基本的な防災対策を改めてチェックしておきましょう。
山間部や急傾斜地では、落石や土砂災害のリスクが高まるおそれがあります。雨の予報が出ている場合は、無理な外出や山道の通行を避け、自治体からの避難情報・警戒情報をこまめに確認してください。
今日からできる地震への備えチェックリスト
- 背の高い家具・棚を金具や突っ張り棒で固定しているか確認。
- ライフライン停止に備え、飲料水・保存食を数日分ストック。
- スマホの充電・モバイルバッテリーの残量を常に意識する。
- 家族で待ち合わせ場所や連絡手段(SNS・伝言ダイヤルなど)を共有。
- 自治体・気象庁など公式情報を確認できるアプリを入れておく。


